自己PRについて[講師:松本]
こんにちは。本日も教室のblogをご覧いただき、ありがとうございます。今日は12月だというのに暖かいですね。福岡は夏日だそうですよ。
本日は自己PRについて書きたいと思います。
先日行われました面接練習会に私はお昼から参加いたしました。面接の実践形式は2ラウンド目に入っており、姿勢や所作が本当に皆良くなったなと感心しました。見ていてすがすがしい気持ちになりました。
その後、質問への返答を推敲して書き出す時間が設けられました。
生徒たちは志望動機、中学時代に頑張ったこと、自己PR、趣味などたくさんの項目を書き出していました。その中で「自己PR」に対する質問が多かったです。そもそも「PRってなんだ?」というところから入りました。PRはさまざまな意味に解釈されていました。
「先生、PRってプレゼンテーションのことじゃないんですか?」
「いや、プロモーションビデオのプロモーションだよ」
「先生、自分の良いところ、長所を書けばいいのですか?」
どれも正解であり、不正解でもあります。
と言いますのも、本当のPRとは「Public Relations」の頭文字であり「組織と社会との関係性」や「社会にどう受け止められるか」、それが「広報」「宣伝活動」という意味につながるわけですね。
つまり「自己PR」とは自分自身をアピールする、宣伝するというのが正解のようです。意味合い的に、自分をプレゼンテーションする、プロモート(売り込む)するも間違いではないのですが・・・ 。また、自己PRに短所を書く生徒も多数見受けられました。自分をアピールするのにわざわざ短所を伝える必要はないですよね(笑)逆に、自己PR=長所と勘違いしている生徒も多かったです。
「自己PRしてください」
「はい、私の長所は・・・」
この問答はかみ合っていません。もし長所について話したいのであれば「はい、私の長所について話したいと思います」という前置きが必要ですよね。アピールするものは長所以外にも、こんな特技がある、こんな趣味がある、こんな過去がある、など答える内容の幅は非常に広いのです。
会社の面接などでは良くありますよね。今から3分間自己PRしてください・・・など。
3分間自分の長所について話せたらある意味すごいと思いますが、面接官はさぞ複雑な気持ちで聞くことしょう。
水曜日、教室に返答内容のプリントを提出することになっておりますので、楽しみにしております。