セルモの教室長BLOG

Selmo Blog

5月に向けて [教室長:松本]

いつもお世話になっております。


雨が続きますね・・・来週は通常授業がお休みになりますのでゆっくりお休みください。


最近の教室の様子をお伝えいたします。


(小学生)

・4月にご入塾された生徒さんが英語しか話すことができません。図らずも私の英会話力が日々向上しております。小学生時代にオーストラリアに住んでいたとはいえ、さすがに昔のことですから良いリハビリになっております。


日本語で話しかけることも大切だと思います。しかし小学校で「何を言っているのかわからない」「言いたいことが伝えられない」という状態が続いているでしょうから「話したい」という欲求に対する息抜きも必要だと考えております。


木曽中学校の生徒さんたちが彼に英語で話しかけてくれていました。積極的でいいですね!相乗効果を期待しております。



・5年生の国語は敬語の予習をしております。尊敬語とけんじょう語の区別の仕方をはっきり伝えることが大切です。


時代劇でなぜか複数の矢が刺さった状態で武士が駆け込んできますよね。冷静に考えますと、あり得ないと思いますが「殿!申し上げまーす!」と走ってきます。あれは自分が「言う」ことなので「けんじょう語」になります。インパクトは大事ですよね。



・6年生の生徒さんは分数のわり算を予習しております。わり算はかけ算に直して逆数で計算しますが、最初の頃はわられる数を逆数にするようなミスが多いと思います。


また、度数分布の問題も複合的になっており、わり算のひっ算をした後、がい数を求められないと正解できないので積み上げが大切です



(中学生)

・中学1年生の生徒たちは英単語やbe動詞・一般動詞の学習に取り組んでおります。数学では正負の数という最初の難関に立ち向かっております。


ここ10年くらいでしょうか、-2+(-5)のような計算が出来ない生徒が激増しています。この後、文字を使った式に入りますと、x-3xの計算を理解するのにしばらく時間がかかります。良く言えば、子供たちの発想はたいへん豊かで、様々な答えが出てきます。


・中学2年生の生徒たちは数学で苦戦しております。式の計算は正負の数の加減法・乗法や除法を踏まえたものですので、中学1年生で躓いてきた生徒さんにとってケアレスミスをするポイントがたくさんございます。


先日、生徒のために小さなカードを作りました。それは加減法と乗法・除法の符号のルールです。そのカードを確かめながら問題を解いており、徐々にミスも減ってきました。ただ、定期テストで見ないよう話しております。


・中学3年生の一部の生徒は社会の補習で教室に呼んでおりますが、山崎中学校は今明治維新で忠生中学校は江戸末期の天保の改革あたりでしょうか。1800年代はイギリスがアヘン戦争で清王朝に大ダメージを与えており、まさに欧米列強がアジアを侵略し始めた頃です。


だからこそ、日本も侵略されないよう色々と対策を講じて、それが薪水給与令、開国、尊王攘夷運動、明治維新へと繋がっていきました。皆さん、縄文時代から昭和まで時代順に言えますか?言えないと受験に対応できませんよ!!!今年の生徒は結構言える生徒が多い気がします。優秀ですね!忠生教室の中3生の受け入れはあと1名です。



(高校生)

・高校1年生の生徒たちは新しい環境にも適応し、新しい友達もできたようです。私にとって、それが一番嬉しいことです。皆クラス分けテストでは上位らしいです。セルモの生徒はい毎年優秀です。



現在は高校部のブロードバンド予備校で関係代名詞のおさらいと感嘆文を進めております。やはり基礎文法用語が大切で、名詞の場合はWhat、形容詞の場合はHowを使い、その後主語(Subject)と動詞(Verb)の順になるというように説明しております。


・高校2年生は数Ⅱの整式の割り算から定期テストに向けて学習していただきます。やはり中学校からの積み上げが大切です。わり算の筆算ができなければ、もちろん解くことができません。F(x)=G(x)Q(x)+R(x)は難しそうに見えますが、恐れずチャレンジ!



(最後に)

なぜ勉強するのか、という問いは大きなテーマです。中国の隋王朝から始まった「科挙」という役人登用制度が今の受験に繋がっていると考えます。ただ、それだけが目標になってはいけないと思います。


私の願いは、将来仕事についた時、物事を柔軟に考え、主体的に行動し、真面目に楽しく生きて、ブラック企業のような社会の闇に子供たちが向かわないことです。

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