みなさん、「昭和基地」という名前を聞いたことがありますか?

(国立極地研究所より)
南極にある日本の観測拠点で、気象・電離圏・地球科学・生物学など、さまざまな研究が行われています。
🌏 世界中が協力する「南極」
南極には、日本以外にも多くの国が基地を持っています。

(アメリカ:アムンゼン・スコット基地 日本の基地より随分立派です。)
1959年に締結された「南極条約」により、領土権の主張は凍結され、
**「科学研究のためであれば自由に活動できる」**というルールが定められています。
アメリカ、ロシア、イギリス、オーストラリア、中国、ニュージーランド、韓国など、
世界中の国々が観測活動を続けています。
アメリカの南極基地、アムンゼン・スコット基地を訪ねて
🚢 日本の南極観測を支える「しらせ」
南極は地球の反対側。
昭和基地へ物資や人員を運ぶのは簡単ではありません。
その大切な任務を担っているのが、海上自衛隊の砕氷艦「しらせ」です。

この活動は「南極地域観測協力活動」と呼ばれ、
単なる輸送だけでなく、基地設備の修繕・改修、観測隊の支援など、
多岐にわたる任務を行っています。

❄️ 5ヶ月に及ぶ壮大な任務

しらせの任務は、往復でおよそ5ヶ月間。
氷の海を進み、暴風や氷雪に立ち向かいながら昭和基地へと向かいます。
現在、第66次隊の任務が完了し、
今年度末から第67次隊の出発準備が進められています。
海上自衛隊の公式YouTubeチャンネルでは、
実際の活動の様子が公開されています。ぜひご覧ください👇
👨👩👧👦 お子さんと一緒に見てみよう!
国防や災害派遣のイメージが強い自衛隊ですが、
このように「科学研究の支援」という国際的な活動も行っています。
お子さんと一緒に動画を見て、
「自衛隊って、こんな仕事もしているんだ!」と感じてもらえたら嬉しいです。
⚓ しらせの一般公開(神戸港)
ちなみに、今週末の**10月11日(土)**に神戸港で「しらせ」の一般公開が行われます!
教室は休みなので見に行きたいところですが…
子どもの習い事があるので断念(笑)
東京や神奈川でも一般公開してほしいですね!
📚 まとめ
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南極の観測を支えるのは、日本の技術と自衛隊の努力
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「しらせ」は日本と昭和基地を結ぶ重要な架け橋
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科学と平和のために働く人たちに感謝を!