セルモの教室長BLOG

Selmo Blog

2ヶ月の差は大きい[代表:宮谷]

本日も当教室のBlogをご覧頂き、誠にありがとうございます。


さて、町田木曽教室が開校し2ヶ月弱となりました。


3月初旬に入塾された生徒さんで、特に学習の遅れが無かった生徒さんは順調に「先取り学習」が進んでおり、例えば中学3年生の生徒さん(Aさん)は、数学は「因数分解」、英語は「現在完了形」まで進んでいます。

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それぞれ学校では例年6月中旬以降に学習する単元ですので、2ヶ月ほど先取りできていることになります。実は、昨日町田木曽教室の今年度最後の中学3年生(Bさん)のご入塾手続きを行いました。この生徒さんは、5月のGW明けから授業が開始となるのですが、体験学習の状況から大きなさかのぼりまでは必要ないものの、3年生の一番始めの単元からの学習となるため、ちょうど2〜3ヶ月分の進度差が出ることになります。


ちなみに、この二人の生徒さんが目指す学校はそれぞれ異なるものの、偏差値ではほぼ同じ学校です。もしかすると、これから志望校を絞る中で、同じ学校を目指す可能性もあります。そうすると、同じ塾ですが「ライバル」となるため、勉強の量・理解度ともにお互い負けてられません。


Bさんも、本当はもう少し前に学習塾探しをされたかったそうです。しかし、お母さんのお仕事が忙しく、また部活動も多忙を極めたため、塾探しが遅れてしまったそうです。1ヶ月ほど前に入塾した同じ部活動の生徒さん(Cさん)が、セルモを紹介しれくれてご入塾の流れとなりました。


ちなみにCさんの進度は、AさんとBさんのちょうど真ん中というところです。つまり、ほぼご入塾時期に比例した進度差となっているわけです。Cさんもほぼ同じ位の偏差値の学校を目指しているので、3人はライバルと言えます。


ではこれからBさんやCさんが、Aさんと進度の差を詰められるのかと言うと、現実はなかなか難しいところがあります。理解度で言うと3人は同じ位の実力を持っているので、BさんやCさんが先に進んでも、Aさんも同じくらい進んでしまうからです。夏休みで挽回出来なくは無いですが、おそらくAさんも相当頑張るでしょう。


受験まで進度に差がついたまま進むと、過去問題を解く量や、漢字・英単語等の練習量に差が出るでしょう。当然鍛錬を積んだ分だけ受験では差が出るので、Bさん・Cさんはそうならないよう、Aさん以上に鍛錬を積み重ねなければなりません。


たった2ヶ月、されど2ヶ月です。Blog読者のお子さんたちは、今ライバルと比べてどういう位置づけでしょうか?ライバルより準備は進んでいますか?ライバルの状況を把握していますか?


まずは、自身の立ち位置を見極めることから受験対策は始まります。客観的に分析するためには、我々のようなプロに分析してもらって下さい。分析は無料です。しつこし営業もいたしません(笑)。お気軽にご相談下さい。


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2019.04.25
やはり時間が掛かる[代表:宮谷]

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体験学習に来られた生徒さん・保護者さんには必ずお伝えしているのですが、現在の小学校・中学校の各教科書のボリュームはかなり多いです。


2012年の教科書改定で、各教科30%前後ボリュームが増えており、一方で学校の授業時間はほとんど変わっていないので、当然ながら学校の授業は「効率的」にやっていかなければなりません。「効率的」というのは、要は短時間で多くのことを伝えないといけないので、言い方は悪いですが「説明が速い」「ポイントしか説明しない」「結果、分からない生徒は置いてきぼり」という状況になります。


この結果、多くの生徒が学校の授業についていけなくなり成績が下がります。成績が下がるだけでなく、諦めから学習を放棄するようになります。特に、数学(算数)・英語のような積み上げが必要な学習は、放棄してしまうとその取り戻しには大変時間が掛かります。


3月1日に開校した町田木曽教室にも、この「学習を放棄」した生徒さんが少なからずご入塾されています。3月1日の開校で、現在まで1ヶ月半の授業を行っていますが、特に英語については、その復習に「やはり時間が掛かるな」という印象を持っています。


どういった点で「時間が掛かるな」と感じでいるかと申し上げると、英語の基本的な文法や単語を理解していないことはもちろんのこと、日本語としての語彙力に不足があり、解説の内容をスムーズに解釈出来ない点です。


例えば、英語の主語には「単数」と「複数」の区別を付けなければいけませんが、「単数」「複数」という言葉が分からない・・。他にも、「動詞」が「現在形」なのか「過去形」なのか日本語の文章を読んでも区分が付かない・・という状態です。


こういった状態になっている生徒さんは、そもそも英語以前に小学校の国語を苦手としており、根本は深いところにあります。ではどうすれば解消するのか?一つひとつの言葉の意味や解釈を説明していくしかありません。


先週・今週もとある中学3年生の男子生徒さんに、彼がなるべく分かる言葉で「単数・複数」や「現在・過去」の違いを説明しました。セルモは毎回前回学習した範囲の確認テストから授業が始まるのですが、その生徒さんは「単数・複数」「現在・過去」の違いについて理解するのに、まずは日本語の語彙の説明 → 英語の文法の説明 → 中学1年生の英作文の演習 → やはり語彙が理解出来ない → もう一度説明をやり直し という風に、同じ内容を3〜4回説明して、ようやく少しずつ理解してきたという状況です。


指導の原則に沿うならば、小学校に戻り「国語」の勉強をやり直さなければいけません。しかし中学3年生で定期テストも迫っている中、指導内容の取捨選択が求められます。通塾時間や回数も限られますので、ここで何をどうするか意思決定していくことが我々講師陣の中で最も重要なことになります。


経験上、生徒さんが理解するまでに、相当丁寧なステップを踏んだとしても、時間が掛かることは最初から理解しています。しかしながら、やはり現実的には「時間が掛かるな?」と感じるのも事実です。我々以上に、生徒さん自身が「自分はなぜ理解できないのだろう?」と思っているはずです。


今まで残念ながら主体的に学べていなかった内容ですので、解釈し理解が定着するまでに当然時間が掛かります。我々も、その生徒の気持ちを理解し、丁寧に繰り返していくしかありません。


今日も授業スケジュールを見て、「この生徒には再度丁寧に説明してあげる必要があるな?」というようなことを思いながら、授業準備をしていました。


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2019.04.19
がんばれ新入生! [副教室長:松本]

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先日、教室の前で見知らぬ少年に「先生、こんにちは!」と突然挨拶され困惑してしまいました。だれだろう・・・と顔をよくのぞき込むと今年から中学1年生になった男子生徒でした(笑)


私の視力が弱かったせいもありますが、制服姿があまりにも別人に見えたので驚いてしまいました。とても似合っていて、ずいぶん大人っぽくなったなと感じました。


そういえば最近、通勤途中わりと早い時間に制服を着た中学生をよく見るなと思っていました。中学に入ったばかりの新入生が早い時間に帰路についていたのですね。


個別学習のセルモ町田忠生教室からも今年から中学生に進学した生徒が多数おります。忠生中学校、山崎中学校、木曽中学校などに進学されました。皆、部活の仮入部があったり大忙しですね。


大人目線、先輩目線で彼らを見ますと

たいへん眩しく映るものですね!


頑張れ新入生!



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2019.04.17
K式学習の功罪[代表:宮谷]

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春期講習明けで、バタバタしています。


春期講習の報告書作成、模擬試験や中間テスト対策の準備、新規お問い合わせ(たくさんお問い合わせ頂きありがとうございます!)への対応などで、バタバタしています。なかなかBlogを書く時間が無いのですが、大切な情報発信の場です。今日から日曜日を除いて、きちんと情報発信していきたいと思います。


さて、本日は町田木曽教室にて新規お問い合わせ頂いた小学校高学年の生徒さんの体験学習を実施しました。この生徒さんですが、現在K式に通われています。K式の学習については、セルモが町田市内に開校してから7年、ずいぶん多くの方が転塾されてきました。


このK式の学習をされてきた生徒さんたちの特徴として(全員ではありませんが、ほとんどの生徒さんの特徴として)、「解法が自己流」「解くのは速いけど不正確(途中式を省略するケースが多い)」「計算以外の問題は出来ない」「計算も応用的なものは苦手」という特徴があります。


現在の学習指導要領に基づく算数や数学の教科書は、「思考性を問う」問題が多く、単純な計算問題は意外と少数です。用語の理解や、複数の知識を組み合わせた問題、また計算問題も丁寧に途中のプロセスを処理しなければ間違うよう設計されています。


つまりK式の特徴である「速く処理する」能力を身に付けても、対応出来ない問題群が多く、長年K式をやられてきた生徒さんの多くが、小学校や中学校の教科書に対応出来ないケースが多いのです。私の肌感覚では、成績上位の生徒さん(上位10%以内?)はK式の学習であっても学校の教科書や授業は理解出来ると思いますが、それ以外の生徒さんにとっては「逆効果」であり、K式を長く学ばれてきた生徒さんほど、その深みにハマり学校の教科書が解けない・理解出来ない傾向にあるように感じます。


今日来られた生徒さんも約2年以上K式をやられていたようですが(今月で退会される)、やはり成果は出ておらず、前学年からの復習が必要な状況でした。


K式は料金も安く、小学校低学年(1年、2年)の学習習慣を身につけるという意味では長年多大な社会貢献をされてきたのは間違いありません。しかし、学習環境の変化に対応しておらず、現状のカリキュラムで顧客満足を得ることは難しいのではないでしょうか。


もしこのBlogをご覧の保護者様のお子様がK式に通われている場合は、K式の問題が出来たからと言って安心しないで下さい。是非、教科書に対応した問題群が解けるかどうか、きちんと確認をされることをオススメします。


今日もK式の功罪について考えざるを得ない体験学習でした・・・。


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2019.04.13
町田市立忠生小学校入学式 [副教室長:松本]

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小学校の入学式について書く前に、まずは高校の入学式で、個別学習のセルモ町田忠生教室の卒業生3名がそれぞれの高校の新入生代表に選ばれたことをご報告させてください。本当に誇らしいことですし、彼らの将来が楽しみです。面接・作文対策や集団討論対策が大いに役に立ち、高校の先生方からも認められたことは本当に嬉しいですね。


本日は町田市立忠生小学校の入学式へご出席の保護者様方へご挨拶にいってまいりました。

皆、正門から出てこられて写真撮影をされていました。子供たちも笑顔いっぱいで、実に活気があって良いと思いました。若干道路が狭く車の往来が危ないなと感じましたが、無事入学式が終わって良かったです。新小学校1年生になられたお子様方、保護者様方、本当におめでとうございます!

さて、教室では先週の土曜日に春期講習が無事終了いたしました。個別学習のセルモ町田忠生教室及び町田木曽教室では1学期中間テストに向けて春期講習から取り組んできた生徒も多く、また復習に励んできた生徒も自身の学年のテストに向けた学習に取り組み始めました。


中間テストがない中学校もございますので、学校から配布されます年間行事予定を是非ご確認ください。なお、忠生中学校が5月17日に5科目すべて実施する予定ですので、あわせてご確認ください。


中学1年生は英語と地理や理科の予習をしてきました。地理を詳しく学習するのは初めてで、聞いたこともないような言葉に生徒の頭の中は?ですね。

コンピューターの中に全て解説やビデオが入っていますし、私たちスタッフも5科目すべてサポートしておりますので生徒たちも安心して質問してくれます。

ただ、黙々と用語をノートに書きとっている生徒は要注意です。「温暖湿潤気候」「西岸海洋性気候」「熱帯雨林」「針葉樹林」など、実際に読めるか確認しております。


中学2年生は式の計算に取り組んでおりますが、中学校によっては1年生の度数分布など終わっていない単元もあります。各中学校の進度にあった学習ができるのも個別学習の利点です。

英語では一般動詞の過去形から過去進行形へと進めております。とにかく生徒たちは① 主語の数 ② 時制をもっと認識させないといけません。「た」があれば過去形ですし、「い」があれば進行形です。学校で教わっているはずなのですが・・・とにかく、そういう視点が備われば点数はぐんと伸びるはずです。


中学3年生は展開や因数分解に取り組んでおります。文字式や式の計算などの復習が大いに役立っております。ただ、最近入塾された生徒の特長として、式を正確に書きとれていない、または2行目ですでにプラスマイナスを写し間違えているケースが見受けられます。非常にもったいないことですが、計算ミスとはそういうものです。私たちは生徒に「良くみてごらん」と言って働きかけます。そして自分自身のミスの特徴を本人に理解してもらいます。① 計算はできるようになったが、写し間違えが非常に多い。② 君は逆数にするとき文字を分母に持ってこない。③ 分配法則の時、うしろの数字にもちゃんとかけよう、などなど自身の特徴を「自覚」することは大切ですよね。

結果的に新しく入塾した生徒たちの計算力は入塾当時に比べますとかなり向上しています。嬉しいことです。

また、英語では受動態に備え「不規則動詞変化表」のテストを今週の水曜日から実施いたします。合格点は9割です。生徒に厳しいと言われることもございますが、「では5割で合格できたら、いったい誰の役に立つのですか」と答えています。


1分1秒が、生徒たちの将来を変えていきます。そういう気持ちを忘れずに授業に臨みたいと思います。


【個別学習のセルモ町田木曽教室 開校記念キャンペーン第2段のお知らせ】

開校記念キャンペーンは、おかげさまで多くの生徒様にご入塾頂きました。ご好評につき、開校記念キャンペーン第2段を実施致します。詳細は、下記Blogに記載しておりますので、どうぞご覧くださいませ。

http://selmo-machida.com/blog/?p=3967


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2019.04.08

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