セルモの教室長BLOG

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発達障害についてのご相談

先日発達障害の方の学習についてご相談を頂きました。

開校以来少なからず発達障害の生徒さんを受け入れてきましたので、卒業生のお母さんからご紹介を頂いたようです。ありがとうございます。

さて、結論から申し上げると、発達障害と言ってもタイプが様々ですので、全ての方の学習改善が出来るかどうか、それはその生徒さんを拝見して見ないとなんとも言えません。

例えば「記憶に課題はあるが、落ち着きはある。」「記憶に課題は無いが、落ち着きが無い。」「記憶、落ち着き両面に課題がある。」「その場では覚えられるが、長期記憶に課題がある。」「言語系の学習の対応が難しい。」「文字が真っ直ぐ書けない。」「ノートを整理整頓して書くことが難しい。」など、様々な学習に対する状況があり、それらを総合的に勘案しないといけません。

ただ共通して言える事は、「保護者さんの予想より改善に時間が掛かるケースが多い。」と言うことです。どうしても親としては理想を追求してしまいます(気持ちは分かります。)が、その生徒さん毎のペースと言うものがあり、我々もそれを無理強いして改善することは致しません。そういうアプローチをしてもすぐに勉強への取り組みの拒否反応が出て、勉強が継続出来ません。

やはり勉強と言うのは、発達障害の有無に係わらず時間に比例する部分がありますので、コンスタントに一定ペースで進めていかなければなりません。

ご相談頂いた保護者様には、「コンディションをチェックしてみないとなんとも言えませんが、一番大事なのは生徒さんのペースや特徴をよく理解して、根気強く学習に付き合っていくことです。」とお話させて頂きました。

抽象的で参考になる話しではありませんでしたが、それだけ答えも色々あると考えて頂ければと思います。

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2017.01.12
生徒一人ひとりを想い指導するが・・。

日々生徒を指導していますが、頭の中を様々な想いが駆け巡ります。

「時間は掛かったけど、少しずつ理解度が上がっているな。この生徒はマイペースだけど、コツコツやれば成果が出ることを自覚し始めたかな?」

「何回指導しても、ノートが雑だな。性格的なものもあるから、あまり言い過ぎても駄目だけど、このノートを整理整頓する癖を付けないと理解度は上がらないかな?」

「もうあと1ヶ月半で受験本番だけど、同級生と比べて明らかに進捗が遅れているな。さてどうやってリカバリーするか・・。」

このように我々セルモの講師は日々生徒一人ひとりの事を真剣に考え、なるべく学習が改善されるよう指導している訳ですが、想うだけでは学習は改善されません。その気持ちが生徒に伝わり、実際に生徒自身が意識を持って改善に取り組む必要があります。

多感な子供達は本当に難しく、よかれと思って伝えたことでも反対に捉える事もありますし、真剣に捉えてくれない事も多いです。コンピュータープログラミングでは無いので、こちらの意志通りに動いてくれるわけでは無いのです。

そういう意味では学習以前の問題として、生徒との信頼関係構築や生徒自身の動機付けを行う必要があります。

昨日もとある男子生徒のお肌の悩みを聞いていました(笑)。「先生も中学生の時はニキビで悩んだよ・・・」と伝えたり。

なかなか難しい課題ですが、学習塾運営の最大のポイントだと思いますので日々努力を続けたいと思います。

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2017.01.12

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