セルモの教室長BLOG

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発達障害についてのご相談

先日発達障害の方の学習についてご相談を頂きました。

開校以来少なからず発達障害の生徒さんを受け入れてきましたので、卒業生のお母さんからご紹介を頂いたようです。ありがとうございます。

さて、結論から申し上げると、発達障害と言ってもタイプが様々ですので、全ての方の学習改善が出来るかどうか、それはその生徒さんを拝見して見ないとなんとも言えません。

例えば「記憶に課題はあるが、落ち着きはある。」「記憶に課題は無いが、落ち着きが無い。」「記憶、落ち着き両面に課題がある。」「その場では覚えられるが、長期記憶に課題がある。」「言語系の学習の対応が難しい。」「文字が真っ直ぐ書けない。」「ノートを整理整頓して書くことが難しい。」など、様々な学習に対する状況があり、それらを総合的に勘案しないといけません。

ただ共通して言える事は、「保護者さんの予想より改善に時間が掛かるケースが多い。」と言うことです。どうしても親としては理想を追求してしまいます(気持ちは分かります。)が、その生徒さん毎のペースと言うものがあり、我々もそれを無理強いして改善することは致しません。そういうアプローチをしてもすぐに勉強への取り組みの拒否反応が出て、勉強が継続出来ません。

やはり勉強と言うのは、発達障害の有無に係わらず時間に比例する部分がありますので、コンスタントに一定ペースで進めていかなければなりません。

ご相談頂いた保護者様には、「コンディションをチェックしてみないとなんとも言えませんが、一番大事なのは生徒さんのペースや特徴をよく理解して、根気強く学習に付き合っていくことです。」とお話させて頂きました。

抽象的で参考になる話しではありませんでしたが、それだけ答えも色々あると考えて頂ければと思います。

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2017.01.12

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