セルモの教室長BLOG

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気の毒なくらい極寒のセンター試験

今日はセンター試験ですね。

都心は寒いですが、雪は降らなかったので皆さん無事に会場に付いたでしょうか。

東北や北海道は雪で「家から出ることさえ困難」な地域もあるでしょうから、受験生は大変ですね。おそらく会場近くのホテルに泊まるなどの対策を取られている方も多いのでは無いでしょうか。明日も試験は続きますので、頑張って欲しいですね!

当教室は小中学校に指導を限定しておりますので高校生はいないのですが、丁度中学三年生が模擬試験に沢山来ているので、何人かには合間に「センター試験って知ってる?」と聞いたところ、「今日あるのは知ってるけど、センター試験って何?」という感じでありました。将来君たちも同じような試験を受けることになるだろう(制度改定が予定されています。)から、新聞やニュースでどんな試験か確認しておいてね。と伝えておきました。

さてセンター試験だろうが、高校受験だろうが心構えと準備は同じです。自分の受験する科目を一所懸命悔いなく勉強することと、体調管理・時間管理・持ち物管理など基本を徹底することでしょうか。受験生を見ているといつも思いますが、やはり準備をしっかり行っている生徒は確実に合格し、色々言い訳してサボった生徒は不合格という事実です。

たまに「予想外」の事も発生しますが、基本は徹底度に比例して合格が決まります。そういう意味では、「自覚」が一番大事とも言えますが、さっそく当教室の今日の模擬試験でも「寝坊で遅刻」という生徒がいてがっかりしました。こちらから電話を入れて寝坊の事実が分かりましたが、本来の受験では寝坊した遅刻したと言って、学校から電話が掛かって来ると言うことはありません。

この「寝坊で遅刻」は、繰り返す生徒は本当に繰り返します。低血圧で起きられないなどの持病がある生徒を除いては、たいてい予定を忘れていたか、目覚まし時計をセットしていなかったなど、意識・準備に抜かりがある生徒がほとんどです。過去には、本番の試験で寝坊して遅刻した生徒も実際に見ていますので、このあたりの自覚も受験生は高めていきたいところです。

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2017.01.14
痛ましい事件を防ぐには

痛ましい事件が起きました。

昨日、福岡県大川市の小学校でサッカーゴールが倒れて、小学校4年生の男子児童が亡くなってしまいました。

http://mainichi.jp/articles/20170114/k00/00m/040/052000c

死亡まではいかずとも、大けがをする例が一定期間ごとに起きるこのサッカーゴールの問題。昔から根本的な改善が取られていません。

まず今回の事故は、本来4箇所固定しなければならないところが2箇所しか固定されていなかったと言うこと、また毎月点検が義務づけられているのに数ヶ月点検がされていなかったことなどが、事故の発生要因です。

特にこの点検義務がされていなかったことが、最近の世の中の風潮を表しているような気がします。おそらく「きっと誰かがやっているだとう」「まあルール通り点検しなくても、たまにで良いだろう。」というのが学校内にはあったのではないでしょうか?

この世の中の風潮と言うのは、サッカーゴールに限った話ではありません。私がここ最近遭遇した例では、とあるコンビニエンスストアの前で、きょろきょろ周りを見渡す若干挙動不審なおばあさんがいたのですが、周囲に歩いている人は気にしているそぶりを見せるものの誰も声を掛けません。気になって声を掛けるために近づいてみると、何と頭から血を流しているでは無いですか。

話を聞くと、どうもずいぶん遠方からその場所まで来てしまい、迷子になったというでは無いですか。自宅の住所や電話番号などが混乱していて分からないと言うことだったので、もしかすると少し痴呆が入っておられたのかも知れません。

すぐにコンビニエンスストアの店員に事情を話し、店舗から119に電話してもらいました。救急隊と救急から連絡を入れたのでしょうか、警察の方も来られ対応して下さることになりました。

後ほど関係者の方から私の携帯まで連絡を頂いたのですが、老人介護施設に入っておられる方で徘徊してしまった結果、バスにのり見知らぬ場所で降り躓いて怪我をしたとのことでした。

このケースで言うと、おそらく私が気付く前にそのおばあさんに何かあると感じていた人は何人かいたはずです。しかし、「面倒に巻き込まれたく無い」「誰かが対応してくれるはずだ」と思ったのか、誰も対応しませんでした。「他人に無関心な風潮」の典型的な例でした。

そのまま放置していたら、場合によっては怪我もしていたので大変な状況になっていたかもしれません。サッカーゴールも、おそらく誰かしらは「固定されておらず危ないな?」「ずいぶん古いけど、安全性は大丈夫かな?」と思った大人はいたはずです。ところが、「誰かが対応するだろう」と思った結果が、今回の事故です。

まずは少しでも疑問や気づきがあったら勇気を持って確認すること。何も無ければ問題無いわけです。また、今回の設備点検については、ルール通り点検がされているか第三者チェックが必要と考えます。学校の自主性に任せるのでは無く、教育委員会や市が独自の立場でチェックする。そういった組織やルール作りが必要です。

とりあえずは全国の類似の設備がある場所は一斉点検して欲しいですね。痛ましい事故が無くなることを望みます。

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2017.01.14

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