セルモの教室長BLOG

Selmo Blog

反抗期やマナーに関して

昨日中学二年生の生徒の保護者さんがお迎えに来られていますので、生徒さんの近況について少し立ち話をしました。

その生徒さんは反抗期に伴う日常の態度や勉強への取り組み姿勢が良い状態ではなく、時間管理など他にマナー面でも幾つか気になるところがあります。保護者さん自身も大変頭を悩ましており、他の習い事でも同じような状況にあるようです。

反抗期は学力と同様に生徒による差が激しく、ほとんど反抗期に陥らない生徒もいれば、どっぷりハマって受験が終わっても、反抗期から抜け出さない生徒さんもいます。長い生徒さんだと、小学校4年生くらいから中学3年生くらいまで続いていきますので、保護者さんは6年間!も付き合うケースもあるわけです。

ただ、残念ながら、反抗期に付ける有用な薬はなく、様子を注意深く観察・見守りながら、間違えていることについては、きちんと理由を説明してコミュニケーションを図るしかありません。

勉強はつまずいた箇所にさかのぼって復習すれば良いのですが、反抗期は本人の意識の変化を待つしかないのが辛いところですね。

一番問題は受験で、反抗期が抜けきらないまま勉強が毎日おざなりの状態で受験シーズンに突入すると、当然ながら懸命に勉強している生徒とは差が開く一方で、良い結果が出るはずもありません。

毎年数名の抜けきらない生徒たちとの葛藤が、ある意味高校受験シーズンで一番大変なことなのです。日々小さい積み重ねで対応していくしかありませんので、今年も覚悟を持って受験生たちとコミュニケーションを図っています。

カテゴリー:
セルモの教室長BLOG
2016.06.07

無料体験学習のお申し込みやお問合せは、LINEからでも可能です!