セルモの教室長BLOG

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姿勢サポートグッズを追加!

何度か以前から投稿していますが、

姿勢と成績の関係は非常に重要と考えています。

全員とは言いませんが、やはり勉強が苦手な生徒の多くが姿勢良くありません。

姿勢が悪いと言っても様々で、「寝そべる」「猫背」「左右に傾く」「椅子に深く腰をかけれない」など状態も様々です。

なぜ姿勢が悪いと勉強が苦手になるかというと、血流と関係していると言われます。心臓や肺といった内臓を圧迫し、脳に十分な酸素が届きませんので、理解力や集中力に影響するようです。また、同様に成長期の身長の伸びにも影響が出るそうです。確かに姿勢の悪い生徒さんは、小柄なタイプが多いような気がします。

当教室では、今までいくつかの姿勢矯正グッズを試してきましたが、今は「スタイルキッズ」という腰回りをサポートするアイテムと、クッションを活用した姿勢矯正がうまく行っています。

右の青いやつを1ヶ月ほど前から、小学校の生徒さんに試してみて完璧とまでは言えないものの、50%位は改善できたイメージです。姿勢が良くなることで集中力も増しましたから、単元の進みもよく以前より速く問題を進めれるようになりました。赤いのを今週追加で注文し、活用していきたいと思います。

ただ、やはりこれらのグッズで完全に矯正するものではありません。体幹運動などを日常にご家庭でも取り入れてもらって、正しい姿勢を保てるように努力しなければなりませんね。すでに小学生は自我が生まれて、「姿勢を良くしなさい」と言っても、聞き入れてもらえないケースが多いです。幼稚園やその前くらいに手を打つ必要があるでしょう。

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2016.06.11
論理的思考能力を育てる

先日のYahoo!ニュースに、

「要するにどういうこと?」
「例えばどういうこと?」
「他にはどんなことがあるの?」
「なぜなの?」
「どうすればいい?」

の5つの言葉を駆使して、親子の会話を進めると、論理的思考能力が育つとありました。

確かにここ最近の子供達の多くが、想像力やコミュニケーションの深さが足りないな?と思うシーンがあります。会話でも、単語だけで話そうとするので、何を言っているのか理解が難しい場面が良くあります。人に対して説明する訓練が足りていないのでしょうね。もしかすると、メールやSNSでのコミュニケーションが多く、話す機会が減っているのかも知れません。

そういう意味では、上記の5つの言葉のように、自分から話す機会を作ってあげるのは良いのでしょうね

。会話を通じて、物事のとらえ方や多様な視点を伝えていくのはとても大事な事だと思います。教室でも、単語の会話にならないように何か伝えようとして単語でしか話せない生徒には、自分の言葉で良いから、詳しく説明してみて」や、忘れ物をしてきた生徒には「次に忘れないようにするためには、どうすれば良い?」と言うように、本人に考えてもらう声がけを意識しています。

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2016.06.10
語彙力の大切さ

春に入塾したとある小学生の生徒さんが、勉強に苦戦しています。

日々ひとつずつ解決していますが、この生徒さんが勉強に苦戦することになった要因は、小学生のお子さんを持つ保護者さんにとっては、参考になると思いますので少し記載したいと思います。

この生徒さんは算数と国語を受講していますが、課題として様々あります。その中で一番課題として大きのが語彙(ごい)力の問題です。

・知らない言葉、解釈できない用語が多い。

算数を解くにしても、国語を解くにしても、まずは問題に書かれている言葉の意味を解釈し、そこから自分の脳の中にある解法の中から適切なものを取り出し、問題を解いていくことになります。

ところが、問題の意味の解釈ができないと、脳から解法を引き出すにしても、引き出しようがなく手が止まってしまいます。解釈できない理由は一体なんでしょうか?

実は、この生徒さんが問題の意味の解釈をできない理由として、語彙(ごい)力の問題を抱えているのです。

語彙力というのは、書いてある単語や言葉そのものであったり、それらの集合体である文節などを理解する能力のことです。その単語や言葉がどういった意味をなしているか、一つひとつ解釈し、その集合体としては何を意味しているのか?それを理解する必要があります。

我々が生徒さんをサポートするときのコツとして、極力自力で解けるようになって欲しいので、いきなり解き方を説明するのではなく、問題の内容の解釈ができているか、それをまず確認することが多いです。この生徒さんの場合、「この言葉や文の意味はわかるかな?」と尋ねると、首を捻ったり、「分かりません」と答えるケースが圧倒的に多いです。

そういった生徒さんに対して、「語彙が理解できている前提」で解き方を教えても、あまり効果はありません。まずは、語彙の意味や解釈を別の言葉に置き換えて説明してあげます。それによって、ようやく生徒さんの中では、この問題が何を求めているのかが理解でき始めるのです。

生徒さんにより特徴は様々ですが、「勉強がわからない」という状態を一(いち)現象として捉えるのではなく、何が原因で理解できていないのかを、掘り下げて分析する必要があります。語彙に問題があった場合は、その問題の解釈を伝えるだけでなく、別途語彙を鍛えるトレーニングも必要になってくるでしょう。

読書であったり、わからない言葉を辞書で調べる癖付けなど、様々なトレーニング方法があります。語彙力は積み重ねなので、1日で解決することではありません。何年もの積み重ねが必要です。根気強くサポートしてあげましょう。

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2016.06.08
反抗期やマナーに関して

昨日中学二年生の生徒の保護者さんがお迎えに来られていますので、生徒さんの近況について少し立ち話をしました。

その生徒さんは反抗期に伴う日常の態度や勉強への取り組み姿勢が良い状態ではなく、時間管理など他にマナー面でも幾つか気になるところがあります。保護者さん自身も大変頭を悩ましており、他の習い事でも同じような状況にあるようです。

反抗期は学力と同様に生徒による差が激しく、ほとんど反抗期に陥らない生徒もいれば、どっぷりハマって受験が終わっても、反抗期から抜け出さない生徒さんもいます。長い生徒さんだと、小学校4年生くらいから中学3年生くらいまで続いていきますので、保護者さんは6年間!も付き合うケースもあるわけです。

ただ、残念ながら、反抗期に付ける有用な薬はなく、様子を注意深く観察・見守りながら、間違えていることについては、きちんと理由を説明してコミュニケーションを図るしかありません。

勉強はつまずいた箇所にさかのぼって復習すれば良いのですが、反抗期は本人の意識の変化を待つしかないのが辛いところですね。

一番問題は受験で、反抗期が抜けきらないまま勉強が毎日おざなりの状態で受験シーズンに突入すると、当然ながら懸命に勉強している生徒とは差が開く一方で、良い結果が出るはずもありません。

毎年数名の抜けきらない生徒たちとの葛藤が、ある意味高校受験シーズンで一番大変なことなのです。日々小さい積み重ねで対応していくしかありませんので、今年も覚悟を持って受験生たちとコミュニケーションを図っています。

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2016.06.07
保護者様からのメール

日々保護者様からご相談を頂きます。

最近は電話よりもメールが多いですね。皆さん日中は仕事でお忙しいですから、夜中にメールを送られることが多いようで、教室宛てのメールは私たちのスマホに転送されていますので、内容によっては時には夜眠れないことも(笑)。

皆さんお子さんの真剣な成長を願われ、時には喜び、時には悲しみ・・。

先日とある保護者様から、定期テストの状況についてご相談を頂きました。お子様は5科目で400点以上取られていますので、ならすと学校の平均も十分に上回り、比較的良い成績の生徒さんと言えます。当教室にご入塾されて半年。成績は合計で100点以上あがりました。

ただ、保護者様からすると「もっと本気を出せば、もっと取れるのでは無いか?」と思われているようです。それでついつい生徒さんに一方的に厳しい声を掛けてしまい、自己反省しているとのことでした。ご相談というよりも、お母さんの苦悩を聞いて欲しいと言うことのようです。

私からは一方的に厳しく伝えるのでは無く、客観的に褒める部分と、今後の対策が必要な部分と分けて話し合う必要があること、またより上を目指すのは何のためであるのか?保護者さんの期待値や、お子さんの目標(勉強の話だけでなく、その先に繋がる目標)が何であるのか、再確認することが良いでしょうとお伝えしました。

翌日生徒さんが来校されましたが、来校前にお母さんからメールを頂き、早速お話をされたようでした。生徒さんもその言葉を受け止めたのか、今まで以上に真剣に勉強に取り組まれていました。確認テストも100点でしたので、しっかり復習してきたんでしょうね。

各保護者さん試行錯誤かと思われますが、このお母さんにように我々第三者の意見もきちんと受け止められ、日々お子さんへのコミュニケーションを改善されていること、本当に素晴らしいと思います。皆さんも是非ご参考に!

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2016.06.02

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