セルモの教室長BLOG

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人の強みを作るには「自主性の育成」が一番大事

箱根駅伝で青山学院大学が3連覇を果たしました。

どのスポーツ競技でも、2連覇はあっても3連覇はなかなか達成しづらいと言われていますので、青山学院大学の監督・選手達が残した結果は偉大と言えます。

丁度今日の日刊スポーツの記事に、以下のようなものがありました。

原監督、理不尽な上下制度や奴隷的指導ぶち壊した

http://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/1760567.html

要約すると、監督は選手が自主的に行動する環境やきっかけ作りをされたと言うことになりますが、これはまさに学習の世界でも言える事です。いくら強制的に勉強させても、本人に主体性が無ければ身につかないし学力も伸びません。では、どうすれば学習の主体性や自主性が身につくのかと言うと、私は「自信」を身に付けさせることが一番と考えます。

自信が身につけば成果を残し周囲から褒められる機会が増え、学習すること自体が楽しくなります。では、自信を身に付けさせるにはどうすれば良いか?それは小さな頃からどんな事にもチャレンジさせ、成功すれば褒めてあげることです。また、失敗したことについては再チャレンジのチャンスを与え、リカバリー出来れば褒めてあげる。そのサイクルの繰り返しが重要と考えます。

得てして失敗は責められ、再チャレンジのチャンスが有りません。それが繰り返されると、「自分は何をやっても駄目なんだ」という気持ちになり、何事にも積極性を持たなくなります。非積極性が定着してしまうと、その心理状態から覆すことは大変労力を要し、状況によってはリカバリーが不可能な場合もあります。そうなってしまってからいくらチャンスを与えても、諦めから入ってしまうと言うことです。

当教室に入塾してくる生徒にもよく見られますが、「自分は勉強が出来なくても良い。」と言い切る生徒がいます。コミュニケーションを深めてみると、会話の端々から小さな頃からの自信の積み重ねが無いことがよく分かります。

三つ子の魂百までと言います。ことわざの通り、本当に小さい頃に感じたり会得したことが影響すると思います。小さい頃の成功体験や再チャレンジして成功する機会を沢山作りたいですね。

今年も生徒達にも再チャレンジの機会を沢山与え、「自分でも頑張れば出来るんだ!」という気持ちを持てるようになってもらいたいと思います。

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2017.01.05

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