セルモの教室長BLOG

Selmo Blog

転塾生の方の授業がスタート!

先週末から2名の転塾生の方の授業がスタートしています。

1人は地場で長年経営されている個別学習塾さん、もう1人はこちらも地場で長年経営されている集団塾さんです。

お二人とも転塾された理由はそれぞれあるのですが、当教室で授業を実施した結果としていえることは、「せっかく先取り学習していたのに、しっかり身につかないまま授業が進んでいた」ということです。

それぞれの教室さんの指導が悪いと言うわけでは無いのですが、「結果として身についていない」状況でありました。問題を解くと「出来ない訳では無い。まあまあ出来る。」という状況です。しかし隅々まできちんと理解出来ていないので、7〜8割くらいの問題しか解けないのです。

1つの単元だけで考えると、「8割出来れば良いじゃ無いか。」と思われるかも知れませんが、例えば学年が進学して「今まで学習した2つの単元の知識をミックス」して解くような問題に進む(学年が進むほど、複数の知識を組み合わせて出題されます。)と、正答率が8割から6割、5割と下がっていくのです。

よく保護者さんが、「あれ?去年までは完璧では無いけど、ほどほどに解けていたのに、今年は全然解けないな?」と感じる理由はここにあります。「ちょっとずつ分からない」ところが積み重なった結果として、学年が進むと「全然解けない」ということに繋がるわけです。

実は「生徒の分からないところを見逃さず、しっかり指導し、理解させてから次に進む」指導というのは凄く難しく、多くの学習塾で「まあまあ出来たから良いか」という判断で次に進んでしまっているのです。そうなってしまっている理由としては、「人間の目や判断で、すべての生徒の理解度をチェックするのは難しい」ということと、「全体の授業進度を考えると、先に進めてしまいたい」ということが原因です。(もちろん何度も細かく丁寧に指導した結果として、全然理解出来ないということであれば仕方ないですが)

指導する側の気持ちは分かるのですが、見逃して次々進んでしまうと結局後の単元で辻褄が合わなくなり、改めて関連する単元をすべて学習しなおさないといけなくなり、逆に時間を浪費するだけです。

ところが我々セルモは、最先端の学習システムを使いながら勉強をしているので、「分からない」箇所をごまかして次に進むことが出来ないのです。きちんと類題を解いて、全問クリアしてから次に進む仕組みになっています。システムを使って学習する利点の1つです。

途中から入塾された生徒さんや、転塾された生徒さんが当教室の学習法を気に入って頂ける理由は、ここにあります。「分かるまでしっかり復習出来る。」という点です。

人間でもきちんとチェックして見逃さずに進められると良いのですが、やはりこの点はIT技術に勝つことは出来ない点なのです。


カテゴリー:
セルモの教室長BLOG
2016.02.16

無料体験学習のお申し込みやお問合せは、LINEからでも可能です!