セルモの教室長BLOG

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今日は水星が東方最大離角

今日は水星が東方最大離角になる日です。

東方最大離角と言われてもピンと来ないでしょうが、水星は内惑星のため、ある角度以上に太陽から離れることはありません。(下図参照)

その角度が最大になるのが今日で、夕方太陽が沈んだあとに水星が観察できます。

逆に普段は太陽と近すぎて(明るすぎて)水星を観察することはとても困難です。

同じ内惑星である金星にも最大離角があり、太陽が沈んだ直後や、日の出前にしか見ることができません。「宵の明星」「明けの明星」とは、金星の事で、水星と比べると明るい金星は日が沈んで、まだ空がうっすら明るい時にも見えるため、「一番星」ともいわれます。

金星と比べると暗く、太陽からほとんど離れないため見つけにくい水星ですが、今回は近くに金星があり、それを目印に見つけると見つけやすいそうです。

あいにく、今夜は天気が悪く見えそうにありませんが、明日の夕方、太陽が沈んだ後、西を観察してみてはいかがでしょうか。金星と水星が並んで見えるかもしれませんよ。

地球から内惑星を見ると、この角度以上に太陽から離れることはない

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2018.03.16
成績優秀者

生徒の皆さんの得点がそろいました。

今回は中1の皆さんが健闘しましたね!

トップクラスの成績ですと、年間を通して5教科450点前後。
こういう生徒たちの共通点を挙げるなら
「素直」ということでしょうか。
そして私たちが想像するような「がり勉」という要素はまったくありません。

ではどのような生徒像なのでしょう。
友人も多く、部活も一所懸命。疲れていたら少し「こっくりこっくり」眠そうにします。手抜きをせず、ノートは工夫され、独創的で冷静です。
上記のような生徒ですので、もはや能力以前に「性格」なのではないか、とさえ思います。

しかし性格を変えることは難しいですよね。
大人になってからだとなおさらですが、義務教育という期間は
「自我の形成期間」だと思っています。
色々と試行錯誤しながら自分を形成していく。
「考え方」「見栄え」「趣味」「性格」「人間関係」「夢」など・・・

いずれにしても、人生において大変貴重な期間だと思います。
その貴重な期間を学習面において共に歩むことは
講師として大きな「やりがい」を感じます。


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2018.03.15
円周率の日

今日3月14日は円周率の日です。
これだけで、ピンときた人は円周率をしっかり覚えている証拠ですね。
そうです、円周率=3.14・・・から来ています。

数学が好きな人は、このような数字遊びが好きな人が多く、他にもいろいろと円周率(近似値)の日というのがあります。
7月22日:古代ギリシャのアルキメデスが求めた円周率22/7(二十二分の七)より。
12月21日(閏年は12月20日):中国の祖沖之が求めた円周率355/113より、新年から355日後の12月21日、1時13分に祝うそうです。
4月26日:新年から地球が移動した距離が地球の公転軌道の直径分移動した日。一年の円周率分の1の日になる。
11月10日(閏年は11月9日):新年から314日後である。

まだ考えればいろいろと出来ると思いますが、自分にまつわる数字を使って、自分の記念日を作ってみてはいかがですか。頭の体操になりますよ。

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2018.03.14


今週から春期講習です!!!

気温も高くなり、だいぶ暖かくなってまいりました。朝晩の気温差が激しいので体調管理には十分ご注意ください。今週は最大で14度くらい差があります。

さて、いよいよ3月17日(土)から春期講習がスタートいたします。
小学生ですと小学英語が人気ですね。今のうちから始められれば、6年生の時に中1英語の最後の方まで終わらせられますね。
中1、中2は英数の復習で基礎固めをするのに最適です。また、しっかり点数が取れている生徒さんは理社の予習がおすすめですね。

生徒によく話しますが、理科も社会も一度学習した内容は次学年では出てきません。つまり、植物の維管束(いかんそく)を学習するのは中1だけで、次にその言葉を見るのは入試の時です。だからしっかり学校の授業を大切に聞きましょう。
社会ですと、雨温図の見方を知らないまま入試を迎えるなんてあり得ないですよ!
驚いたことに、今年の受験生は雨温図の見方、さらには読み方すらわからない生徒が多かったです。いったい授業はどうなっているのでしょう・・・少し心配になりました。

いずれにしても春です!桜が開花します!花粉が舞います!
気持ちを新たに、前を向いていきましょう。


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2018.03.13
語学教育

私は学生時代、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、トルコ語、スペイン語、サンスクリット語を授業で学びました。
英語はなんとか身に付きました。
ドイツ語は同じゲルマン系言語でしたので、まずまず。
フランス語やイタリア語のラテン系言語はCiao(チャオ)くらいでしょう。
トルコ語は専攻語だったので日常会話くらいなら。
サンスクリット語はただの興味本位でした。
ちなみに九州弁は独学ですね。父が久留米ですが・・・

世の中には多言語を習得される方々もおりますよね。
母は英語・トルコ語・アラビア語・ヘブライ語を話していましたね。
赴任先では、現地語が話せないと買い物もできませんからね。
今ではすべて忘れたようですが。。。

私の場合、語学教育に役立てています。

その原点となっているのが「トルコ語」です。
トルコ語には「母音調和」という音楽みたいなルールがあります。
「あー」と発音したら「うー」に続きます。
「えー」と発音したら「いー」に続きます。
ちなみに母音は8つあります。。。

分かりづらいですよね(笑)
私も最初はさっぱりでした!
大事なことは
「語学は人が発音しやすいようにできている」という当然なことを知ったことです。

「あー」と発声しながら口を閉じていきますと「うー」になりますし
「えー」と発声しながら口を閉じていきますと「いー」になりますよね。

英語に例えますと無声子音から突然有声子音にはならず、自然と無声音のまま
消えていくのです。(※ 無声音とは喉が震えない音のことです)

例えば・・・
She likes music.
「好む」の最後の「k」は無声音なので、当然「s」も無声音です。
他にもhelps, keeps, cakes, makes etc
それでは有声音ならどうでしょう。
Betty buys pens on Fridays.
ここぞとばかりに「s」を使ってみました。
どの「s」も発音が「ズ」なのは手前の音が有声音だからですね。

あと、お気づきかもしれませんが、動詞につく「三単現のS」と名詞につく「複数形のS」は「つき方も同じ」「発音のルールも同じ」なのです。
はっきり断言してあげることが大事ですね。

まあ、面白いかどうかは置いておいて
「教える」時はたくさん引き出しがあったほうが良いですよね。
生徒も様々ですし・・・私たちも日々学習です。

私の場合、どんな教科も他教科を活用した教科横断型で教えることが目標です。
メソポタミア文明を覚えてほしい時は「間」を意味する「メゾフォルテ」や「Mediteranean Sea(地中海)」なども使います。

メソポタミア文明とは二つの川の「間」という意味があります。

それが生徒たちにとって、来る時代に備える準備となることを願っております。


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2018.03.12

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