セルモの教室長BLOG

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K式学習の功罪[代表:宮谷]

本日も当教室のBlogをご覧いただき、誠にありがとうございます。


春期講習明けで、バタバタしています。


春期講習の報告書作成、模擬試験や中間テスト対策の準備、新規お問い合わせ(たくさんお問い合わせ頂きありがとうございます!)への対応などで、バタバタしています。なかなかBlogを書く時間が無いのですが、大切な情報発信の場です。今日から日曜日を除いて、きちんと情報発信していきたいと思います。


さて、本日は町田木曽教室にて新規お問い合わせ頂いた小学校高学年の生徒さんの体験学習を実施しました。この生徒さんですが、現在K式に通われています。K式の学習については、セルモが町田市内に開校してから7年、ずいぶん多くの方が転塾されてきました。


このK式の学習をされてきた生徒さんたちの特徴として(全員ではありませんが、ほとんどの生徒さんの特徴として)、「解法が自己流」「解くのは速いけど不正確(途中式を省略するケースが多い)」「計算以外の問題は出来ない」「計算も応用的なものは苦手」という特徴があります。


現在の学習指導要領に基づく算数や数学の教科書は、「思考性を問う」問題が多く、単純な計算問題は意外と少数です。用語の理解や、複数の知識を組み合わせた問題、また計算問題も丁寧に途中のプロセスを処理しなければ間違うよう設計されています。


つまりK式の特徴である「速く処理する」能力を身に付けても、対応出来ない問題群が多く、長年K式をやられてきた生徒さんの多くが、小学校や中学校の教科書に対応出来ないケースが多いのです。私の肌感覚では、成績上位の生徒さん(上位10%以内?)はK式の学習であっても学校の教科書や授業は理解出来ると思いますが、それ以外の生徒さんにとっては「逆効果」であり、K式を長く学ばれてきた生徒さんほど、その深みにハマり学校の教科書が解けない・理解出来ない傾向にあるように感じます。


今日来られた生徒さんも約2年以上K式をやられていたようですが(今月で退会される)、やはり成果は出ておらず、前学年からの復習が必要な状況でした。


K式は料金も安く、小学校低学年(1年、2年)の学習習慣を身につけるという意味では長年多大な社会貢献をされてきたのは間違いありません。しかし、学習環境の変化に対応しておらず、現状のカリキュラムで顧客満足を得ることは難しいのではないでしょうか。


もしこのBlogをご覧の保護者様のお子様がK式に通われている場合は、K式の問題が出来たからと言って安心しないで下さい。是非、教科書に対応した問題群が解けるかどうか、きちんと確認をされることをオススメします。


今日もK式の功罪について考えざるを得ない体験学習でした・・・。


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2019.04.13
町田市立忠生小学校入学式 [副教室長:松本]

いつも当教室のBlogをご覧いただき、まことにありがとうございます。


小学校の入学式について書く前に、まずは高校の入学式で、個別学習のセルモ町田忠生教室の卒業生3名がそれぞれの高校の新入生代表に選ばれたことをご報告させてください。本当に誇らしいことですし、彼らの将来が楽しみです。面接・作文対策や集団討論対策が大いに役に立ち、高校の先生方からも認められたことは本当に嬉しいですね。


本日は町田市立忠生小学校の入学式へご出席の保護者様方へご挨拶にいってまいりました。

皆、正門から出てこられて写真撮影をされていました。子供たちも笑顔いっぱいで、実に活気があって良いと思いました。若干道路が狭く車の往来が危ないなと感じましたが、無事入学式が終わって良かったです。新小学校1年生になられたお子様方、保護者様方、本当におめでとうございます!

さて、教室では先週の土曜日に春期講習が無事終了いたしました。個別学習のセルモ町田忠生教室及び町田木曽教室では1学期中間テストに向けて春期講習から取り組んできた生徒も多く、また復習に励んできた生徒も自身の学年のテストに向けた学習に取り組み始めました。


中間テストがない中学校もございますので、学校から配布されます年間行事予定を是非ご確認ください。なお、忠生中学校が5月17日に5科目すべて実施する予定ですので、あわせてご確認ください。


中学1年生は英語と地理や理科の予習をしてきました。地理を詳しく学習するのは初めてで、聞いたこともないような言葉に生徒の頭の中は?ですね。

コンピューターの中に全て解説やビデオが入っていますし、私たちスタッフも5科目すべてサポートしておりますので生徒たちも安心して質問してくれます。

ただ、黙々と用語をノートに書きとっている生徒は要注意です。「温暖湿潤気候」「西岸海洋性気候」「熱帯雨林」「針葉樹林」など、実際に読めるか確認しております。


中学2年生は式の計算に取り組んでおりますが、中学校によっては1年生の度数分布など終わっていない単元もあります。各中学校の進度にあった学習ができるのも個別学習の利点です。

英語では一般動詞の過去形から過去進行形へと進めております。とにかく生徒たちは① 主語の数 ② 時制をもっと認識させないといけません。「た」があれば過去形ですし、「い」があれば進行形です。学校で教わっているはずなのですが・・・とにかく、そういう視点が備われば点数はぐんと伸びるはずです。


中学3年生は展開や因数分解に取り組んでおります。文字式や式の計算などの復習が大いに役立っております。ただ、最近入塾された生徒の特長として、式を正確に書きとれていない、または2行目ですでにプラスマイナスを写し間違えているケースが見受けられます。非常にもったいないことですが、計算ミスとはそういうものです。私たちは生徒に「良くみてごらん」と言って働きかけます。そして自分自身のミスの特徴を本人に理解してもらいます。① 計算はできるようになったが、写し間違えが非常に多い。② 君は逆数にするとき文字を分母に持ってこない。③ 分配法則の時、うしろの数字にもちゃんとかけよう、などなど自身の特徴を「自覚」することは大切ですよね。

結果的に新しく入塾した生徒たちの計算力は入塾当時に比べますとかなり向上しています。嬉しいことです。

また、英語では受動態に備え「不規則動詞変化表」のテストを今週の水曜日から実施いたします。合格点は9割です。生徒に厳しいと言われることもございますが、「では5割で合格できたら、いったい誰の役に立つのですか」と答えています。


1分1秒が、生徒たちの将来を変えていきます。そういう気持ちを忘れずに授業に臨みたいと思います。


【個別学習のセルモ町田木曽教室 開校記念キャンペーン第2段のお知らせ】

開校記念キャンペーンは、おかげさまで多くの生徒様にご入塾頂きました。ご好評につき、開校記念キャンペーン第2段を実施致します。詳細は、下記Blogに記載しておりますので、どうぞご覧くださいませ。

http://selmo-machida.com/blog/?p=3967


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2019.04.08
どんな思いで学習してきたか [副教室長:松本]

いつも当教室のBlogをご覧いただき、ありがとうございます。

春期講習ももう残りわずかとなりました。

今日はとある新中3生の英語学習について書きます。

生徒が英語の並べ替え問題で悩んでおりました。


日本語:この車は毎週洗われます。

生徒 :This car was washed is every week.


なぜそうなのかをしつこく生徒に聞きましたところ

「さっきそういう例文があったから」など並べ替えに根拠がありませんでした。

最後に生徒が言いました。

「isとwasってよくわからないです。wasってなんですか?」

この生徒はwasをわからずこれまで英語を学習してきたのかと思うとやり切れない思いになりました。

「それはつらかったね、wasについて説明するからノートを開いて。」

生徒たちは細かいところをたくさん見落として学習してきております。

だからできない、わからないのは当然です。

私たちは、1回の授業で必ず何か生徒に収穫があるよう目を光らせているのです。

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2019.04.04
桜満開です![副教室長:松本]

いつも当教室のBlogをご覧いただき、誠にありがとうございます!

題名にございますように、町田市の桜がたいへん奇麗に咲き誇っております。

少し肌寒いですが、桜がとても奇麗なのでJA忠生会館に立ち寄ってみました。

新しい季節の到来をとても嬉しく思います。

来週はいよいよ入学式ですね!


今日も生徒たちは春期講習にきて、頑張って勉強しています。

ある生徒がat that timeを間違えていましたので、その熟語は過去進行形を学習するとき、たいへん重要だと伝えました。言われなければ気づかないこともたくさんありますよね。

「外国人がat that timeを発音するときは、タッタッタ~と聞こえるよ。言ってみようか?」

「タッタッタ~」

(><)

「いや、そうじゃない。at that time をタッタッタ~に聞こえるように発音してみよう!」

このように私はなるべく生徒の印象に残るようアドバイスをします。

ちゃんと覚えてくれるといいのですが・・・

Thenと同じ意味になることも伝え忘れていませんよ(笑)

印象って記憶の定着には大事ですよね。

私たちは安室奈美恵さんを知っているからcelebrateという単語になじみがあります。

生徒もちょうどcelebrateを学習していたので、「ほら、安室奈美恵さんが昔歌って・・・」

「知りません」(><)

時代とともに、身につきやすい単語も変わってきているのですね。


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2019.04.03
皆、一所懸命問題を解いています[副教室長:松本]

いつも当教室のBlogをご覧いただき、誠にありがとうございます。

現在、個別学習のセルモ町田忠生教室と町田木曽教室では春期講習真っ最中です!

各学年、それぞれの生徒が目標をもって学習しております。

新小学校5年生や6年生の生徒さんは前の学年の復習や予習、英語の学習に励んでおります。

「がい数」や「小数・分数」はしっかり押さえておきたいですね。

特に「分数」の計算は中学生になってから響いてきますよ。

新中学3年生は展開や因数分解の先取り学習、復習が必要な生徒は遡って中学1年生の文字を使った式や中学2年生の式の計算に取り組んでおります。

計算の答えが合わなくて、生徒は自分自身にいら立ちます。

悲しい表情をしたり、不快な表情を浮かべたり、もう笑ってしまう生徒など

反応は様々です。

何度やっても計算が合わないと、嫌になってしまいますよね。

それでも「必ずできるようになる」と言って励ますのが私たちの仕事です。

様々な角度からヒントを出して、最後に自分自身の力で解けるようになる。

個別学習のセルモに通っていただいているからには

私たちは責任をもって、力を惜しまずフォローさせていただきます。

ありきたりな言葉ですが

私たちは魚を釣ってあげるのではありません。

私たちは魚の釣り方を教えているのです。

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2019.04.02

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