セルモの教室長BLOG

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中学1年生の成績分布を見て・・。諦めては駄目![代表:宮谷]

今日は・・、過去最悪の花粉症かもしれません。

目をこする人のイラスト(男性・花粉症)

この週末も酷かったですが、風がきつく、薬が効く前に症状が出てしまったようです(苦笑)。


とりあえず鼻洗浄もして、目薬も定期的にさして耐えるしかありません。

鼻うがいのイラスト(ボトル・飲む)

花粉症は体内のIgE抗体というアレルギー反応物質が年々蓄積し、花粉やホコリに反応することで症状を引き起こします。

花粉のキャラクター

IgE抗体を減らすことはなかなか難しいようですが、舌下免疫療法が効果的とも聞きます。ただ、この舌下免疫療法ですが、4-5年治療に掛かり、月に1回病院に通院しないといけないそうなので、あまり現実的な治療方法では無いようです。

舌下免疫療法のイラスト

他に効果的な治療法があれば是非教えて下さい!


さて、週末16日(土)は、長女の保育園の卒園式でした。

卒園式のイラスト「タイトル文字」

天候が良く何よりも良かったです(^^)


長男も含めて9年間お世話になった保育園で、園長先生をはじめとして、ベテランの先生方が多く安心して預けることが出来ました。本当にありがとうございました!

卒園式のイラスト

4月からは小学校一年生なので、朝起きる時間が早くなります。


きちんと起きられるかな?勉強についていけるかな?その辺りが心配ですが、まずは元気に登校してくれると嬉しいです。


ようやく本題です。


先週末とある中学校1年生の学年末テストの成績分布表を、保護者様から共有頂きました。

グラフと男性のイラスト(困る)

内容を見て驚いたのが、数学は19点以下の生徒さん(100点満点です。)が40%を占めていたこと、国語や理科もなかなか厳しい状況で、「学習崩壊」という4文字が頭に浮かびました。


問題を分析しないと何とも言えませんが、数学は今回のテスト範囲である平面図形や立体図形の学習をほとんどの生徒さんが放棄・諦めている状態になっていると思われます。

仕事を投げ出す人のイラスト(男性)

最近入塾された中学1年生の保護者様や、保護者面談中の1年生の保護者様に頻度高くお伝えしているのですが、今の中学1年生の平面図形や立体図形は、昔のように単純に面積や体積を求めるだけの単元ではありません。


平面と直線の位置関係や、移動の作図など、様々な種類の図形問題があります。


小学校で習う図形をベースとして、さらに新しい要素が様々組み合わされます。つまり、小学生の図形を習得出来ていない(ベースの知識がない)生徒さんだと、ほとんど得点出来ない可能性のある範囲なのです。

勉強しすぎの子供のイラスト(女性)

「図形が苦手で。」という保護者さんのお言葉を聞きますが、小学生の範囲の図形の苦手に気付いた段階ですぐに対策を取って下さい。


中学2年生以降になり、中1の図形も含めたこれまでの範囲をすべて復習するには、かなりの時間を要してしまいます。また、図形が苦手な生徒さんで、計算(数量)は問題ないという生徒さんも少なく、数学の全範囲をほぼ復習しなければなりません。


上記の某中学校の1年生の皆さんも、ほぼそのような状態になっているものと想像します。諦めてはいけませんが、時間を要するのも事実なので、とにかく1日でも早く改善に着手して下さい。


勉強や学校に諦めが入っている生徒さんに是非聞いて欲しい曲です!


ノートは理解の風景 [代表:宮谷]

個別学習のセルモでは、ノートの重要性を大事にしており、体験学習でもノートの取り方をオリジナルノートを活用しご説明しています。


全国の学習塾でも、近年このノートの取り方に課題を抱える生徒さんが激増しており、危機感を募らせています。


というのも、各小中学校ではipadやChromebookを使った学習が増え、ノートを取る機会が圧倒的に減っているからです。

プレゼンテーションのイラスト「ホワイトボード・右肩下がりのグラフ・女性」


ノートの意味や重要性も学校ではほぼ説明しなくなったので、全くその点に気づきが無いまま進級してしまっている生徒さんが大変多いです。ここまでノートの存在が薄くなるとは思っても見ませんでした。


そういう意味でも、我々はノート指導を大切にしたいと思います。


私達がノートを大切にして欲しい理由はいくつかあります。それは、ノートは「理解の風景」だと考えているからです。

川・河原のイラスト

①近年「考える・思考力が必要な問題」が増え、頭の中だけでは問題の中身を処理しきれない。


→特に算数・数学・理科はその傾向が強いですが、暗算では解けない問題が多くなりました。いくつもの条件が重なったり、計算問題も間違えやすい数字の組み合わせになっているので、条件や途中式を丁寧にノートに落とし込んで整理していかないと解けないからです。

②自分のミスや間違えを再確認出来る場である。


→勉強が苦手なお子さんは、間違えるとノートに書いた情報を全部消してしまう傾向が強いです。逆に勉強が得意な生徒さんは、間違えた情報に自分なりの気付きや注意点を書き込んで、あとで見直せるようにしています。


消してしまうと、家に帰ってノートを見返しても、何を間違えたのかわからなくなります。人間というのは、嫌な記憶はすぐに消去してしまうので、だからこそノートが重要なのです。間違いや注意点に配慮することで、次のミスを減らし気付きを増やしています。

アドバイスをする人のイラスト(女性)

③記憶に繋がる場である。


→これは英単語や漢字、重要語句などが特にそうですが、やはり暗記しなければいけない項目は多く、書く作業は欠かせません。

単語カードのイラスト

但し、注意しなければいけないのは、「書きなぐる」ことは意味が無いということです。


何も考えずに・・というと失礼ですが、乱雑な字で書きなぐる生徒さんが一定数いらっしゃいます。やはり復習では再度間違えています。


英単語であれば、スペルを意識して書いて下さい。長い英単語は、いくつかに区切って書いて覚えていきましょう。


漢字も止めや跳ねなどに意識して、形を覚えたいです。


「勉強の方法が分からない。」「なかなか覚えない。」そう言っている生徒さんの多くがノートに課題があります。


まずはゆっくりで良いので、丁寧にノートに取り組んでいきたいです。


仕事や料理でも同じだと思います。仕事が苦手な人の多くがメモをしません。料理もレシピを確認せずに適当に作ると、安定した味が出せません。

メモを取っている男性会社員のイラスト


言うまでも無く、低学年からノート習慣は身に付けたいです。学年が上がってからノート習慣を身に付けようにも、その習慣無くやってきた生徒さんにとって、ノートを書き取るのはとても辛い作業です。


また、筆記力がついてないので、「字を書く体力・気力」が長続きしません。


いずれにせよ、学習というのは様々なことの積み重ねであるので、一つひとつの要素を大切にしていきましょう。

不登校は引き続き大きな問題です。  [代表:宮谷]

さて、不登校は社会的に深刻な問題ですが、やはり町田市内でも大きな問題になっています。

引きこもり・登校拒否のイラスト

不登校に関しては、当教室のBlogでも何度も話題にしています。


不安・心配からの自律神経の乱れ、不登校

https://selmo-machida.com/wpsys/blog/10197.html

不登校は悪か? その後の経験が大事!

https://selmo-machida.com/wpsys/blog/8831.html

始業式、修学旅行、不登校は一人で抱えず。

https://selmo-machida.com/wpsys/blog/9861.html

不登校、いじめとも過去最多 コロナ影響か 文科省、21年度調査

https://selmo-machida.com/blog/8263.html



ちなみに、町田市はこの10年間で不登校のお子さんが2.5倍になっています。

https://www.gikai-machida.jp/voices/GikaiDoc/attach/Gk/Gk6044_100_gakkou_tayouka.pdf


2.5倍のペースだと、学校もフォローしきれないし、行政の支援も行き届かないのではないかと思います。

男性の先生に相談をしている女子生徒のイラスト

リンク先の資料にもある通り、町田市も色々対策は立てていますが、本質的にはもっと予算・人を投入して、”未然の予防策”にもっと力を入れないといけないのでしょう。しかし、予算と言っても税収に限りはある、人と言っても専門知識を持った人は限られます。

円・お金のマーク

予算は、クラウドファンディングや企業からの募金など、今までに無いような取り組みが必要かもしれません。人は育成するしか無いと思います。思いを持っている人はいるはずなので、時間を掛けてでも育成すべきです。

説明会・セミナーのイラスト(女性)


しかし、学習塾をやっていると分かりますが、月曜日に元気に塾には登校していた生徒さん(笑顔もあり、普通に会話も出来ていた。)が、木曜日には学校を不登校になっていた・・というように、変化のスピードが早いというか、突然崩れるケースが多いのも最近の特徴と感じています。

速い矢印のイラスト

正直、この変化のスピードでは学校や塾では気付けない場合も多いです。事前対策は定期的なアンケートや先生たちのチェックに頼るのではなく、生徒さん自らアラートを出せる仕組みが必要なのでしょう。これはITで解決出来るかもしれません。

コンピューターを使いこなす子供のイラスト(男の子)

他にも色々書きたいことはあるのですが、きりが無い話になってしまうので、このあたりにしておきます。繰り返しになりますが、不登校の現象や症状が出た時は、とにかく初期対応が大事です。早めの相談や診療を心がけて下さい。


2011年3月11日午後2時46分 [代表:宮谷]

「3月11日は何の日?」

地震のイラスト「揺れる街」

生徒に聞いても答えられない人が多くなりました。

地震のイラスト「大きな津波」

13年前ですから、中学3年生でも記憶にありませんね。


ニュースを良く見ている生徒さんは答えてくれる時があります。

ニュース番組・ワイドショーのイラスト

自分の2011年3月11日は、ちょうど長年努めた会社を辞めて、約1週間のバイク旅行に行っていました。

バイク・オートバイに乗った男性のイラスト

行き先は九州で、行きは高速道路で四国まで行き、四国はいくつかの場所によって、フェリーで九州に入る・・。


本当は鹿児島まで行く予定だったのですが、バイクでの長距離旅行は予想以上に疲れ、熊本に行った時点で帰ろうと思ったのです。

船のイラスト「豪華客船」

そして、北九州からフェリーで東京の有明まで帰ってきました。


溜まった洗濯物がたくさんあったので、自宅からコインランドリーに乾燥させに行ったタイミングで地震がありました。


その時の風景は今でも良く覚えています。もし予定通りの帰宅であれば、フェリーの上で地震に遭遇していて下船出来なかったかもしれません。


横揺れはとても大きかったけど、大阪出身で阪神大震災の直撃を受けた経験からすると、その時の縦揺れの強烈さと比べるとそこまででは無かったので、近くにいた女性に「大丈夫だと思うから安心して下さい。」と言ったのを鮮明に覚えています。

地震で揺れる電柱のイラスト

しかし、外を見ると電柱が見たこと無いほど揺れていました。


乾燥は終わっていたので、洗濯物を取り出して家に帰る途中にナビのテレビに写っていた風景を見て、「これはとてつもない地震だぞ!」と理解しました。

「高台へ避難してください」のイラスト

妻に電話をするも電話は通じず・・。


電話は復旧するまで待つしか無い。


自宅は何とも無かったものの、冷蔵庫には食料が無い・・。食料が無くなると困るなと思い、スーパーに行くと長蛇の列・・。

レジ前の行列のイラスト


並んで待っていると、横入りして無理やり買おうとする高齢者の方と、前の女性が大喧嘩を始めました。


「こういった時、人間の本性が出るな・・。」そんなことを感じたのも良く覚えています。


結局、山崎のいちごジャムを挟んだ半円型のパンを買うことが出来、自宅に帰りました。


その後も妻に電話は通じず、バイクで妻の会社まで迎えに行きました。


しかし、会社の近くまで行ったものの、電話が通じないのでどうしようもありません。


三軒茶屋のあたりで大量の帰宅難民の人を見て、もしかしたら妻の実家に帰っているかもしれないと思い、そちらに迎いしばらくすると妻と合流出来ました。


その後、3週間後に転職先で仕事を始めるまでの記憶をたどると、ガソリンが給油出来ないので自転車を購入したり、トイレットペーパーを買いに遠くのホームセンターまで自転車で買いに行きました。


その時、コストコの駐車場のスロープが崩れているのを見て、地震の大きさを理解したものです。

https://www.sankei.com/article/20170718-I4BUQBEGTFMR5EI2TXEF3EPSTQ/

※2名の方が亡くなられた崩落事故


あとは募金をしたり、被災地に支援物資を送ったのを覚えています。


その後も日本は数々の自然災害にあっています。


もう段々と感覚が狂ってきて、多少の自然災害では驚かなくなってしまっている日本があるような気がします。


年始の能登地方の震災も、まだまだ復旧はしていません。


日本全体で災害への関心を無くさず、しっかり支援していきたいですね。

読解力の改善をはかるための努力は絶対必要! [代表:宮谷]

「読解力に課題がある。」


「文章題が苦手。」

読書で目が疲れた人のイラスト(女性)

入塾のお問い合わせをいただき、多くの保護者様から生徒さんの課題として挙げられるのが“読解力”です。


そして、「本を読めば解決しますか?」とご質問を受けます。

本の虫のイラスト(男性)

もちろん本は読んだほうが良いです。


しかし、読書が大好きな生徒が読解力があるかというと、必ずしもそうではありません。


まず、一番大事なことは「文章に書いている意味を、理解しようとする意思があるかどうか?」です。

元気な女の子のイラスト

文章を読むのが苦手な生徒さんは、苦手から嫌悪に変わり、そもそも文章を読もうとしないことが多いです。


読まずに、さっと眺めるだけです。

色眼鏡で見る人のイラスト(男性)

これで理解する・・というのは、無理があります。


できれば嫌悪感を持つ前に、読解力の強化・改善を図りたいです。


次に、大事なのは「語彙」が分かっているか?ということです。


「語彙(ごい)」とは、単語の総体、つまり対象となる文章や会話を理解するために必要な単語解釈の集まりです。


一つひとつの単語の解釈が出来ていないと、文章全体の意味を正確に捉えることが出来ません。

焦って書類を書く人のイラスト(女性)

その他にも、主語・述語といった文法ルールも理解する必要があります。


「誰が」「どうする」が主語・述語ですが、これが意外と小学校高学年や中学生になっても理解できていないケースが多いです。


文法はその他にもたくさんあります。同義語・反対語、こそあど言葉、接続語・・、小学校で習った文法だけでもたくさんあります。


こういった様々なことを改善するのは一長一短では無いのですが、改善活動に取り組まないことには話は前に進みません。


手軽な改善活動としては、勉強する時、文章を読む時に「国語辞典」を常備しておくことです。


分からない言葉があれば、すぐに調べましょう。辞書引きすることで、単語の意味だけでなく、他の使い方や近隣の単語も目にすることが出来ます。


また、文章を読む時は「句読点」で切って、そこまでの意味をまずは解釈するようにしましょう。


語彙が身に付いていない状態で文章を一気に読むと、理解がオーバーフローします。オーバーフローしないように区切るのが句読点の役割です。

焦って書類を書く人のイラスト(男性)

細切れに読むことで、脳が疲れずに済みます。


本格的な改善としては、読解力強化・改善のテキストを使ってトレーニングしましょう。

ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集〔小学生版〕

書店にはたくさんの読解力強化教材がありますし、当教室でもオプションで受講して頂ける読解力強化メニュー(格安)があります。

https://www.selmo-machida.com/price/#course02


一番大事なことは継続することです。半年位で諦めてしまってはいけません。大文字にしておきます(笑)。


読解力というのは、目先の学習にも関係ありますが、最終的には将来社会に出た時に影響します。


仕事で指示が分からない、社内外の文書や指示書が読めない・・となると、困ることは言うまでもありません。何十年も影響することなので、何年も継続して取り組んだ頂きたいですね。

無料体験学習のお申し込みやお問合せは、LINEからでも可能です!