不登校、いじめとも過去最多 コロナ影響か 文科省、21年度調査 [代表:宮谷]
昨日摂取した4回目の新型コロナワクチンですが、自宅帰宅後に少し頭痛が強くなりました。仕事中は気が張っているので、それほど影響が無かったのかもしれません。
早く寝たいと思ったのですが、家事や洗濯が残っていたので心を無にして取り組みました(笑)。こういった時、大人は辛いです。
今朝起きた時点で、まだ少し頭痛は残っていますが、発熱等は無く仕事には影響は無いでしょう。
さて、皆さんすでにネットニュースでご覧になっていると思いますが、
不登校、いじめとも過去最多 コロナ影響か 文科省、21年度調査
とのこと。特に、いじめはこれだけ世間で注意喚起がなされていても、事案が増え続けています。
不登校もイジメも当教室の保護者さんからよくご相談のある内容ですが、やはり要因が一つでは無く、解決出来ない場合も多いです。
出来るだけ状況が浅い段階で対応すべきなのですが、気づいたら深くなっていた・・という場合もあります。
また、知らない間に「我が子が加害者」になっている場合もあります。
同じ学校の生徒さんの不登校やイジメの原因を作ってしまうと、当然その生徒さんにとっては一生のトラウマになりますし、場合によっては命に係る場合もあります。
イラストにあるように「明らかな暴力や無視」があると気づく場合が多いのですが、ネットを経由してのイジメは誰も気づかず進行している場合も多いので、とにかくネットやスマホの利用ルールはきちんと決めておいたほうが良いでしょう。
実際に、当教室でのご相談でも、SNSを通じての仲間外れごっこをしていて中学生の事案や、夜な夜な性的な内容をSNSグループに送り続けられる事案がありました。
過去に加害者側になった生徒さんがいましたが、中学校へ出席停止措置となりました。5日間の出席停止でしたが、停止期間が明けたあとにその生徒さん自身が不登校となってしまい、結局ご家族でお引越しをされ、違う環境でやり直すことになりました。ちなみに、イジメられた側の生徒さんも当教室の生徒さんだったので、私も対応に苦慮した記憶があります。
不登校で心配なのが勉強です。
不登校でも塾には来ることが出来る(不登校の因子が少ないため)生徒さんも多いので、学力面ではセルモで何とかフォロー差し上げたいと思っています。
数学や英語など積み重ねの必要な科目が中心ですね。
ちなみに、町田市には「けやき教室」「くすのき教室」という、適応障害になった生徒さんが通うことの出来る支援教室もあります。
過去に通っていた生徒さんもいらっしゃいますが、ここだったら行けるという生徒さんも多いです。
通っていた生徒さんに聞いてみると「気持ち」を共感出来る仲間が沢山いるので、仲良く出来るとのことでした。
高校受験に関しても、最近は不登校の生徒さんをサポートする学校も増えてきたので、選択肢として何も無いという状況にはなりません。
ただし、最終的には就労をどうするか・・が問題になってきます。
卒業生で繋がりのあるご家庭に聞いてみると、「仕事をどうするか・・」というお話が必ず出てきます。
何か得意や興味があればそれを活かした分野で仕事が出来ますが、そうで無い場合はどうするか、そこが難しいとのことです。
いずれにせよ、発生しないようにこまめに状況を把握する、発生した場合は傷が浅い段階で専門家の知見も得て対策する、周囲の大人が協力して対応するしか無いと思います。