始業式、修学旅行、不登校は一人で抱えず。[代表:宮谷]
今日から9月です。
時間が経つのは本当に早いですね。
今日が始業式の小学校が多いですが、中学校はすでに始業式が終わった学校もあれば、今日は始業式の学校があるなど、学校により日程が異なるのが不思議です。
町田市は二学期制の学校があれば、三学期制の学校もあるなど、校則やルールの統一感が無く、これは何か理由があるのでしょうか。ご存知の方がいらっしゃれば教えてください。
さて、鶴川中は本日から修学旅行で、来週修学旅行の学校もあるなど、秋の修学旅行が本格化してきました。
鶴川中は行き先が京都と広島なのですが、従来通り京都と奈良の学校もあるなど、行き先も学校により異なる時代になってきたようです。
鶴川中の生徒に聞くと、広島には行くが原爆資料館の見学が無くなって残念だとのことでした。原爆ドーム前には行くけど見学は無い・・。理由は良く分からないと言っていましたが、せっかく広島に行くのにもったいないなと思いました。
私もサラリーマン時代に広島に出張に行った際には何度か訪問をしていますが、戦争・原子爆弾による被害の現実から目を背けない、現実を知り未来永劫戦争を防ぐ、そういう気持ちを強く持てる場所ですからね。
生徒には、今回は行けなくても高校生や大学生になれば友達と旅行に行けるだろうから、その時にぜひ行って欲しいと伝えておきました。
話は変わりますが、yahoo!ニュースなどネット上では9月1日前後のニュースとして、学校への不登校に関する話題が多く上がっていました。
少し前の本Blogの記事にもしましたが、町田市内はいま深刻な不登校の問題を抱えています。セルモ各教室の生徒さんの中にも不登校の状態になっている方がいらっしゃいますので、その風景も良く理解しているつもりです。
始業式があった生徒に聞いてみると、夏休みが明けて登校しなくなった同級生がやはりいるということでした。
夏休み前からその予兆があった人もいれば、突然来なくなった人もいるということ。長い夏休み期間の間に、様々な心境や体調の変化があったのだと思います。
原因も様々なので一概に言えませんが、そういった状況に陥った場合は落ち着いて対処していく必要があります。決して保護者さんだけで抱えないよう、学校や関連機関との連携をしっかり行って頂きたいと思います。
学校も多くの不登校の生徒を抱えているので、もしかするとあまり相談にはのってくれない場合もあるかもしれません。その場合は、市の子育て支援センターなど、学校以外の機関も積極的に活用して下さい。NPO団体も相談先として有効ですよ。
常に周囲に状況を把握しておいてもらうというのは、とても大事と思います。外部の機関は解決策を多く持ち合わせていますので、お子さんにあった対応を確認していけるはずです。
いずれにせよ不登校になっている生徒さんに共通するのは、エネルギータンクの容量が極端に狭くなっているということです。すぐに気力や体力を消耗するので、保護者さんの予想以上に活動や行動が出来ないことも多いです。当教室も、体調不良の際は振替授業を行っていますが、ある程度柔軟に対応していくことが大事だと思います。