暗記科目も情報の深掘りが大事! [代表:宮谷] 13日・14日と鶴川中学校の2学期中間テストが行われました。 直前までそれぞれの生徒さんは一所懸命勉強してくれました。下の画像を見てもらえればわかりますが、昨日の授業風景です。セルモシステムを使っている生徒さんは一人もいません。皆さんテスト直前なので、まとめのプリントを一心不乱に解いているのです。 今日14日(木)は理科と社会がテスト科目なので、事前に理科と社会のプリントを用意しておきました。見ていると、全体的に社会の勉強が足りていない生徒さんが多い印象でした。 学習ペースが速い生徒さんは、すでに数学や英語は3週間位前に仕上げまで終わっており、この2〜3週間は国語・理科・社会の3科目の学習に集中して取り組めました。 セルモシステムでまずは一通り解説と演習を行い、その後ワーク問題集で仕上げを行いました。セルモシステムとワーク問題集で3〜4周解いている生徒さんもいるので、これらの生徒さんはテスト後もクールな顔をしています。「どうだった。」と聞くと、静かに「問題無いと思う。」と自信あふれる表情で答えてくれます。 一方で、数学や英語に課題があった生徒さんは、ギリギリまでその2科目の学習を実施していたので、なかなか理科や社会には手を付けられないわけです。 そういった生徒さんも何とか最低限の点数は取ってもらわないと困りますので、昨晩は「重要語句・頻出問題」に限定したプリントを用意して、各生徒さんには学習してもらいました。 登校予定がなかった生徒さんにも教室で学習できることを伝えたところ、何人か登校してきましたね。 さて、プリントの実施は中学3年生は公民→歴史→理科の順で実施しました。3年生の生徒が取り組めていない可能性が高い順番です。 公民では消費生活がテスト範囲でしたが、「電子マネー」という用語問題がほとんどの生徒さんが解答出来ていませんでした。 「ペイペイって知っている?」と聞くと、多くの生徒さんが「知っている。」と答えます。一方で、ペイペイが電子マネーの一種であることを知らないのです。ペイペイという名前で覚えてはいるけど、電子マネーという上位概念があって、その下に「ペイペイ」や「スイカ」というサービス名があることを説明しました。 情報の繋がりというか、言葉や物事を1点で捉えるのではなく、普段から情報を深掘りして関連する情報も知っておかなければなりませんね。 歴史では、足尾銅山鉱毒事件がテスト範囲として出題されていました。足尾銅山や田中正造という名前は覚えていても、足尾銅山がどこにあるのか、どこの川の流域で被害にあったのか、この鉱毒事件は具体的にどのような被害があったのか、そういったことが理解出来ていない生徒さんが多かったです。 とある生徒さんが言っていました。「社会の記述問題が出来ない。」と。アドバイスしたのが、例えば足尾銅山鉱毒事件という大きなトピックスに対し、具体的にどのような事件で会ったのか、自分で他の人に説明できるように情報を深掘りしたり、繋げていくことができていれば、少なくとも記述問題には対応できるようになるよと。 現実的にはやはり時間との勝負ですね。テスト直前の限られた時間で情報の深掘りや連携は出来ません。つまり、余裕を持ってそれらに充てることのできる時間を作り出すことが必要です。 そのためには、数学や英語はとにかく先取り学習をし、直前に取り組まないようにしましょう。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.09.14 BACK NEXT 一覧へ戻る 無料体験学習のお申し込みやお問合せは、LINEからでも可能です!