都立高校受験生に大きなニュース! 睡眠時間管理も立派なテスト対策!! [代表:宮谷]
先週、東京都立高校の受験を希望している生徒さん・保護者さんにとって大きなニュースが流れました。
公立高で都立だけに残る男女別定員、来春入試で全廃…「性別で不合格」解消(読売新聞)
それは、 都立高校だけで残っていた男女別定員制を、平成6年度入試(今年の中学3年生)から廃止するというものです。
実は全国の公立高校でこの男女別定員制が残っていたのは、東京都立高校だけだったんですね。
全国では「男女平等」の観点から随時廃止されていました。
さて時代的な流れからもこの判断は当然なのですが、セルモ塾生を含めて地域の中学生の皆さんにはどのような影響があるでしょうか。
受験案内を見てもらうと一目瞭然なのですが、多くの都立高校では「女子生徒さん」のほうが合格目安となる偏差値や内申点が高い状況です。簡単に言うと「女子生徒さん」の学力が高いということになります。
一概には言えませんが、やはり女子生徒さんのほうが全体的にはコツコツ勉強するのが中学生です。早めに将来の目標設定や勉強の動機づけがあるのも女子生徒さんで、比べると男子生徒さんは全体的にのんびりしています。
この制度変更が意味するとこは、言うまでもありません。従来だと合格していた男子生徒さんも不合格になる可能性があるということです。特にギリギリの成績で受験しようとすると、その可能性が高くなります。
つまり、どうしてもその学校に合格したければその学校の基準をしっかり超えるように勉強する必要があります。勉強出来ないのであれば、志望校の水準を落とすしかありません。
ただ、そうすると女子生徒さんが安心かと言うと、そんなことはありません。男子生徒さん全般がしっかり勉強する可能性は高くなりますので、従来の勉強量では勝てなくなるかもしれないからです。
そういう意味では、制度変更はありますが、男女関わらず一所懸命勉強するしか無いということですね。
さて、先週末9日・10日の土日は鶴川教室では「2学期中間テスト対策授業」を実施していました。
計8コマ 600分(10時間)の対策授業でしたが、この土日で5科目の学習が一通り終了した生徒さんが何人か出てきました。
鶴川中学校は他校より2から3週間テスト期間の設定が早かったのですが、範囲はそう変わりません。短期間で5科目終わらせるのは大変でしたが、まだ完全に仕上がったというわけではありません。
早めに5科目終わった生徒さんは、iワークや中学必修テキストなど教科書対応のテキストを使い、仕上げ作業に取り組んでもらいました。
しっかり仕上げ作業に取り組んでくれた生徒さんと、そうでない生徒さんの得点差は大きいです。5科目だと合計で倍以上の差が出るケースもありますので、流れに沿って確実に仕上げていくことが大切です。
これを自分でできる生徒さんは少数なので、我々のようなナビゲーターが流れを作っていきます。
忠生教室と木曽教室は今週末から本格的にテスト対策が始まります。まだまだ申し込み受付中なので、是非この機会を活用して下さい。料金も格安です!
さて、残念ながらテスト対策授業の前の日に夜遅くまで起きていた生徒さんが数名いました。話を聞くと、3時・4時まで起きていた生徒さんも。勉強していたのであればまだ良いのですが、友達と電話していた・LINEしていたそういった生徒さんがいたのが残念でした。
当然ながら、テスト対策授業では集中力も落ちます。しっかり睡眠時間を確保するのも立派なテスト対策です。次回はそういったことが無いよう意識を強く持って下さい。