勉強体力の必要性。 高校入学後はすぐに大学受験対策! [代表:宮谷]
セルモは小中学生を対象とした個別学習塾ですが、情報収集の一貫として主要校のSNSをフォローしています。
特に情報発信に熱心なのが都立成瀬高校です。
Twitterで常に情報発信されているのですが、本当に様々な独自の取り組みをされている素晴らしい学校と思います。生徒の自主性や思考力を鍛えるための取り組みを様々されています(成瀬BB!プロジェクトは有名です。)。
すべては子供たちの将来のためですよね。もちろん勉強面でも様々なカリキュラムや取り組みがあります。
丁度昨日も学校で行っている夏期講習の情報を発信されていました。いま高校内部で夏期講習をやっているところはとても多いです。
昨年成瀬高校に合格して通っている卒業生がいます。卒業生インタビューを今回実施させて貰ったのですが、やはりその独自の取組に早速参加して、高校生活を楽しく過ごしているようです。
※卒業生インタビューは、16日(水)にHPに掲載予定です。
※過去の卒業生インタビューにも成瀬高校へ進学した生徒さんのお話を載せています(08番のYさん)。
過去の卒業生も多くの成瀬高校進学者がいますが、卒業後にインタビューをしたり、街中でばったりあったりすると共通して言っているのが、「楽しいけど、大変です!」ということです。
「何が大変なの?」と聞くと、「高校入学後、すぐに大学進学の話がありました。希望している大学はどこか、それはなぜか、どう勉強していくのか、そういった事を考えなければならず、休んでいる暇がありません。」と言います。
ある程度の上位校であれば、この状況はほぼ共通していることでしょう。
なんせ中学校生活以上に濃厚で早く時が過ぎ去る高校生活です。高校入学後すぐに大学進学への準備がスタートします。ライバルがスタートを切っているので、自分たちの高校だけのんびりしているわけにはいかないからです。
そういう意味では、大学進学を真剣に頑張りたい生徒さんは、中学校のうちから勉強体力を付けておくことが重要です。いくら学習の知識をつけようにも、受け止める体力や継続する体力が無いと頑張れません。中学生から・・と言いましたが、小学校4年生以降の勉強量の差は、中学校入学後の体力差に大きく影響することは言うまでもありません。
きちんと下準備をしている生徒さんと、そうでない生徒さんの勉強体力差はとても大きなものがあります。30分集中出来ない生徒さんもいれば、多少の休憩を挟んで何時間でも勉強出来る生徒さんがいます。当然、スピードも異なってきますので、結果として勉強量は2倍、3倍の差では無く、10倍、20倍の差になります。
何も10倍勉強出来る生徒さんが最初から優れているわけではなく、10倍差をつけられるプロセスを踏んできたということです。
ここ最近の傾向として、長期化したコロナ禍の影響で、体力・集中力ともに備わっていない生徒さんが多いのも事実です。勉強への影響だけでなく、病気がちなのも一つの傾向として出ています。
対策としては、やはり運動量を増やす、まずは朝の散歩からでも良いと思います。勉強も、時間を決めてまずは目標をやり切ってみるなど、(勉強)体力改善のための対策を進めてもらいたいです。
いずれも高校進学後を見据えた時に、生徒さんが「頑張れる」素地を作るためです。