痛ましい事件、安全管理について考える。 [代表:宮谷]
昨日29日(土)で、夏期講習も9日目を消化しました。
夏休みに入りましたが、新規お問い合わせ対応や、体験学習も実施しています。1学期に学習に課題があった生徒さんは、取り返す時間が刻々と無くなっていきますので、諦めずに夏休み中に取り組んでくださいね〜。一所懸命に取り組んでいる同級生達と一緒に頑張りましょう。
さて、夏期講習実施中にニュース速報が入ってきて、大変痛ましい事件を知りました。
熱中症疑いで搬送された山形の女子中学生が死亡…部活動後の帰宅途中に路上で倒れる
13歳で命を落とす。おそらく保護者さんは、生徒さんを送り出した朝には、こんなことになるとは思ってもいなかったことでしょう。ご冥福をお祈り致します。
残念ながら今年も酷暑の中、屋外で部活動をしている部活動がいくつもあります。
室内でも、エアコンの無い体育館もあります。
賢明な部活動は部活動を中止していますが、そうでない部活動もあります。
「顧問がいるから安全管理されている。」と考える保護者さんが多いかもしれませんが、
実態としては顧問が監視・監督していない中で行われている中学校の部活はたくさんあります。
「職員会議があるから。」「テストの採点をするから。」「◯◯があるから。」という理由で、顧問が練習中にいない話を生徒からよく聞きます。
そういった中で生徒が怪我したり、熱中症になるのは日常茶飯事です。
このお話をすると、「え?そんなことを学校が許容しているのですか?」と質問を受けますが、知っていて見逃しているのか、知らないでそうなっているのか、それは私には分かりません。
教育委員会にその状況をお話したことがありますが「え?そうなんですか。すぐに学校に確認します。」というものの、その後学校でその状況が変わることはありません。
根本的には先生が顧問をされているということ自体に無理があるのでしょう。
昨日も一人の生徒が熱中症で夏期講習を休んでいました。
やはり保護者さん側で「今日は激しい運動をして大丈夫かどうか。」判断していかなければなりません。
自分たちが過ごした昔の気候とは異なります。
ところで、この安全配慮に関するお話で一つ、各ご家庭にお願いがございます。
セルモ各教室では時間通りに登校しない生徒さんのご家庭には必ず連絡するようにしています。
熱中症や交通事故など、安全管理義務の観点から連絡するようにしています。
ほとんどの生徒さんが 「時間管理が出来ていないことが原因」による遅刻です。顔ぶれもほぼ決まっています。
各御家庭におかれましては、今一度「5分前登校ルール」を再確認して頂き、時間管理の徹底をお願いします。
遅刻が習慣化している生徒さんは、今後の人生でも遅刻グセが抜けません。社会人になると、許容されないことが多いですよね。生徒さんにとって良いことは一つもありませんので、至急改善しましょう。
この連絡が業務上の負荷となっているのも事実です。
中には本当に怪我や事故にあっていて来ていない場合もありますので、連絡をやめるわけにもいきません。各ご家庭のご協力をお願いいたします。