町田市の不登校の状況、欠席している事実に関心を持つ。 [代表:宮谷]
とある案件で、町田市の市議会議員の方とやりとりしていましたが、
町田市では年間30日以上欠席している生徒さんが、2022年で小学生で約400人、中学生で約700人いるそうです。
合わせて1,100人ですから相当の人数です。右肩あがりの状況でした。
コロナによる欠席やカウントされていない(欠席にならないので)ので、純粋に学校への欠席が増えています。
集計の基準が年間30日以上ですから、25日はどうなの?という議論もあるでしょう。おそらく敷居を下げると、この人数はさらに激増するでしょう。
さておき、町田市は小学校が42校、中学校が20校ですから、特に中学校の数の多さが目立ちます。
700÷20で1校あたり平均35名です。1学年平均約12名ということです。
お休みされている生徒さんごとに事情や原因が様々なので、一概にここで述べることは出来ませんが、少なくとも「これだけの生徒さんが学校を休んでいる。」という事実に関心を持っていただきたいと思います。
休んでいるということは、それだけ学習やコミュニケーションの機会を失っているということになります。
生徒さんには、様子がおかしい友達や同級生、先輩・後輩がいたら声を掛けてみる、先生や保護者に相談する、そういった目線を持ってもらえたらなと思います。
声を掛けることで、「実は・・・。」というケースも少なくありません。内容が重たい場合は、決して子供だけで解決しようおとせずに、周囲の信頼がおける大人や、各種相談窓口にすぐに相談して下さい。
相談を受けた大人は、まずは事実関係を確認してみることが大事でしょう。
いずれにせよ、この人数は年々増加しており、看過できない状況になっています。
セルモとして出来ることは無いかな?とこの数ヶ月考えています。
多くの生徒さんにご来校頂いていますので、どうしても受験や定期テストへの対応がメインとなってしまいますが、本質的には地域のお子さんたちが、元気に地域で活躍して頂くことが当社の創業の精神です。
そういう意味では、行政に任せているだけでなく、民間として出来ることを積極的にやっていこうと考えています。
今年中に形にすべく動いていきます。