学習は連続性・関連性を意識して取り組むべし! 算数の苦手が理科に影響!! [代表:宮谷]
昨夕から雨が続きます。
先週末も雨だったので、週末の慌ただしさも合わせて憂鬱になりますね。
まあ、そうは言っても目の前に仕事があります。先週の雨よりは弱いので、前向きに考えて仕事・勉強に全力で取り組みましょう!!
※交差点で一時停止が不十分な車を良く見かけます。皆さんお気をつけください。雨の日はブレーキの制動距離が増しますよ。
さて、期末テストが近づいてきましたが、数学や英語の仕上げ作業が終わった生徒さんは、その多くが理科の学習に取り組んでいます。
「数学と英語以外で、やばい科目は?」と聞くと、多くの生徒さんが「理科」と答えます。
中学3年生では、理科の範囲は第一分野(A)と第二分野(B)に分かれるので、実質2科目分あります。
第1分野では、物体の運動が入ってきますが、必ず速さの計算の知識が必要になります。保護者さんも記憶に懐かしい、「記録タイマー」などがそれに該当します。
この範囲を進める生徒さんの多くが、「速さ」の計算を苦手にしています。「み・は・じ」の公式は覚えている生徒さんが多いのですが、速さに関して「その概念や構造(理屈)」がしっかり把握出来ていないため、例えば「0.1秒の10倍が1秒つまり、0.1秒で5センチ動く場合は、1秒で50センチ動く。」と言った計算が瞬時に出来ません。
必ず公式に当てはめないと解けないので、時間が掛かる、途中で混乱するといった具合です。速さの理屈が分かっている生徒さんは、記録タイマーの問題をサクサク解いていきます。その差は大きいです。受験でも定番の範囲なので、しっかり・確実に・スピーディーに解きたいところです。
速さは小学校5年生の算数で学びますが、学校ではごくごく基礎的な内容だけで、あまり深く取り組みません。できれば、5年生・6年生の生徒さんは、速さは基礎はもちろんのこと、発展や実力問題的なものにも取り組んでおいてほしいと思います。
また、速さは「割合」に関係するので、割合もしっかり学習しておきたいですね。速さも割合も苦手な生徒さんは、算数はもちろん、数学、理科、地理とその影響範囲は大きいです。速さだけでなく、地理の縮尺の問題も解けない場合が多いです。
話は戻り、数学と英語の仕上げが終わり理科に取り組んでいる生徒さんは、残り期間(通常授業とテスト対策授業)で社会や国語に取り組んでいきます。どこまで行けるかは生徒さん次第ではありますが、出来るだけ5科目網羅出来るようにサポートしてあげたいです。
週末のテスト対策授業に参加されたい生徒さんは、すでに申し込み期限が過ぎているので各教室に座席状況をご確認ください。通常授業より安価なので、学習時間を稼ぐにはもってこいです。ご連絡お待ちしております。