昨日は鶴川中学校の学年末テスト初日でした。
初日に数学があったのですが、登校した生徒さんにインタビューすると、「多分、大丈夫だと思う。」「概ね出来たと思うけど、分からない。」「平均点以上はあると思う。」「確率は完璧。」と多少ツッコミどころはある回答でしたが、表情からすると手応えはあったようです。良い結果が帰ってくることを祈ります。
しかし、いつも感じるのが、町田市内の同じ公立中学校の同じ学年・同じ科目でも、随分と問題のレベル設定が違うということです。
例えば、今回中学校2年生の生徒さんは、皆さん「平行四辺形の証明」「確率」が範囲のメインですが、証明問題でいうと「穴埋め」が中心のテストもあれば、「証明式を全部書く」テストを出す先生もいます。当然穴埋めのほうが簡単で、点数が取れます。
確率でも「樹形図も含めて正答を確認する」先生もいれば、「確率の答えがあっていればOK」の先生もいます。
つまり、所属する中学校や担当する先生により全然レベルが異なるので、「平均点が取れた。」「80点だった。」と言っても、実際の生徒さんの実力は「てんでバラバラ」なのです。本来であれば、少なくとも市区町村範囲では同じ問題にすべきと考えます。先生のテスト作成の仕事も減りますからね。
ここで重要なのは、学校の平均点が取れているから「偏差値50」を取れているということでは無いということです。
学校内偏差値(そんな言葉はありませんが)は50かもしれませんが、受験は広い地域の多くの生徒さんと学力を競い合います。つまり、そういった広い地域で自分のポジションを確認する必要があります。
そのためには模擬試験でしっかり確認してもらうのが一番と思います。
町田エリアだと、中学2年生で学校の定期テスト5科目400点位取っている生徒さんで、模擬試験偏差値50前後です。偏差値50前後で、都立だと小川高校・片倉高校・松が谷高校あたりがターゲットになります。
模擬試験の平均点は5科目で275点前後のことが多いので、学校の定期テストとは大きな差があることがおわかり頂けます。
このあたりの認識GAPを埋めることが、志望校選びで重要となってくることは言うまでもありません。
現中学2年生でまだ模擬試験偏差値を確かめられていない方は、3年生進学までに一度受験しておきましょう。
セルモでも春休み前に模擬試験を実施いたします。
PS:今日は祝日でしたが通常授業日でした。テスト対策授業も合わせて、下は5歳から上は15歳までたくさんの生徒さんが来校してくれましたね。みんな集中して頑張れりました。※5歳の子は、特別授業でしたが、小学校入学に向けて「ひらがな」の練習をしました。あ〜濁音まで2時間集中して練習してくれました。鶴川教室では、小学校入学前でひらがな練習をご相談ベースで実施しています。