セルモの教室長BLOG

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都立一般入試当日! 体験生続々!! [代表:宮谷]

いよいよ来ました。2月21日(火)、東京都立一般入試前期試験です。

試験会場へ向かう学生のイラスト

遅刻や忘れ物無く、全員会場に到着出来たでしょうか。


過去、寝坊や日付勘違いの生徒さんを経験してきました。

寝坊をした人のイラスト

遅刻常連の心配な生徒さんには、試験直前にも口酸っぱく伝えたので大丈夫と思いますが・・。

遅刻しそうな人のイラスト「男子学生」

東京都の場合、後期試験もありますが、後期の募集は一部の学校小数だけです。


よって、前期に全力を尽くす必要があります。

テスト・受験のイラスト「試験中の女子学生」

ここ数年後期を募集するのは、周辺では山崎高校と定員割れする一部の学校のみ。


生徒たちは、生徒たちなりに全力を尽くしました。


一方でライバルも全力を尽くしています。自分の能力が伸びた分、ライバルも伸びています。

テスト・受験のイラスト「試験中の男子学生」

先週末の合宿勉強会でも、「勉強時間が足りなかった。もっと早く取り組んでおけば良かった。」とコメントが出ていました。


最終的には、ライバルと自分、どちらが知識・経験面で上回っているかといことになります。


ライバルは1人ではなく、他の受験生全員です。1点差で涙を飲むのが受験なので、今日は全力を尽くして欲しいと思います。


今日でテストが終わる生徒もいれば、明日二日目の試験がある生徒もいます。


今日登校した生徒には感想を聞いてみたいと思います。合格発表は3月1日(水)です。


記述問題があるので、どうしても採点に日数が掛かります。

テストの問題用紙のイラスト

約1週間、緊張の日々が続きます。「人事を尽くして天命を待つ」状態になります。


もし都立前期に不合格だった場合・・。

受験のイラスト「合格発表掲示板」

※ちなみに、今はWeb上での合格発表です。


併願優遇の合格を勝ち取っている生徒さんは、そちらの学校に入学することになります。手続き時間や、入学金振込時刻が限られているので注意して下さい。


併願を受験していない生徒さんもいますので、その場合は都立の後期試験もしくは私立の二次募集を受験することになります。


さて、昨日も様々な体験学習やお問い合わせを頂きました。

「無料体験会」のイラスト文字

①中学校進学に向け、英語の学習準備を始めたい小学6年生の生徒さん


準備をされていない新中学1年生の生徒さんは、今からでも遅くないので英語に取り組み始めて下さい。

英語を学ぶ人のイラスト(男性)

とにかく今の中学生の英語は大変です。


幾つかの課題があるので列挙します。


・2021年の新教科書より、単語量が1.5倍になりました。文法も学年の前倒しが発生しています。


・小学校5年生から英語が教科になっていますが(2020年から)、本来知っておかなければならない基礎文法「主語、be動詞、一般動


詞、助動詞、形容詞、名詞」など」は指導されていません。また、小学生英単語として最低600語はスペルを書けるようにしておく必要がありますが、こちらもほとんどの小学校では指導されていません。


・しかし、中学校では上記の内容が小学校で習得されている前提で授業が始まります。よって、きちんと準備してきた生徒さんと、そうでない生徒さんのGAPは大きく、中学校入学後も縮まることはありません。


小学校英語の大きな課題だと思いますが、学校側でもそこまで丁寧に取り組む時間は正直無いのが現状です。つまり、他の場所(家庭、学習塾等)で学習しておくしか無いのです。


昨日の体験学習では、「自己紹介」「自分の誕生日」などはとても綺麗な発音でうまく言えました。

一方で文法的なこと、単語のルールなどはご存じなく、まずは中学1年生4月で絶対に習得しておかなければいけに文法ルールや日本語から英語への変換ルールなどを説明し、問題に取り組みました。


生徒さんも、「中学校の英語は色々細かいところに配慮して知っておかなければならない。」ということを実感してくれたようです。


②中学校進学に向け、算数の苦手を克服したい小学校6年生の生徒さん

学校教科のマーク「算数」

算数はご承知の通り、「繋がり学習」の代表選手です。様々な単元がありますが、最終的にはすべて繋がっていきます。中学校3年生の数学の、二次関数や三平方の定理などはその代表格ですよね。


ところが、算数が苦手になっている生徒さんへのアラートはご家庭で気づかない限りは、小学校からそのアラートが出ることはありません。元気に登校していれば、多少通知表が悪い程度。きちんと伝えてくれる小学校の先生は、今は少数派では無いでしょうか。


では家庭で「これはまずい」と気づく、生徒さんから「実は解けない問題が多い」と告白がある。そういった場合は、「さかのぼり学習」をするしかありません。


特に、「分数」「割合」の考えを活用した単元の復習は必須です。算数を苦手にしている生徒さんの多くが、この2つの考えの習得に苦労しています。


「さかのぼり」の仕方も重要です。生徒さんが「4年生から分からなくなった。」と言って、では4年生から遡れば良いのかと言うと、そういうことではありません。4年生から分からなくなったということは、2年生や3年生の内容でつまずき始めているのです。


全部の復習は時間的にも難しいですが、例えば分数が苦手な生徒さんは「分数とはなんぞや」から復習したほうが、理解の定着は早く、最終的にはスムーズに後半も進みます。


基本概念がわからないまま、なんとなく今の学年の復習に取り組んでも、結局後日解けなくなります。


昨日も、実は分数の概念自体が曖昧だったということが判明し、思い切って2年生・3年生の分数を復習しました。


概念が分かったので、問題はパーフェクトに解けました。算数が苦手で長年苦しんできた生徒さんにとって、連続100点は何よりのモチベーションです。もちろん現実4月から中学校の授業は始まるのですが、急がば回れの精神で頑張って下さい。


③小学校低学年の算数がわかりづらくなってきている小学校2年生の生徒さん

ランドセルを背負った子供のイラスト(女の子・帽子あり)

このパターンは最近よくご相談を受けます。2021年の新教科書より、従来にも増して「考えさせる問題=思考力強化」な単元や問題が増えてきました。


単純な計算や図形は少なくなり、文章を読み取ってそこから立式する問題が増えています。小学校2年生や3年生の算数でも、親が見ても「首をひねる」問題も少なくありません。


例えば、「はした数」の問題などはその典型かもしれません。そもそも「はした数」とは何?というところから始まります。


低学年の生徒さんだと、タブレット学習などを導入されているご家庭も多いと思いますが、問題の意味や中身を読み取れずタブレットでは理解が進まない生徒さんも多いのです。


塾の役割としては、この「解釈」を手助けしてあげることが重要です。つまり「語彙力の強化」ということになりますが、生徒さんによって理解出来る語彙は差がありますので、生徒さんが理解できるレベルに噛み砕く必要があります。口頭で伝えて理解出来るケースもあれば、図式にして説明する必要がある生徒さんもいるでしょう。


限られた時間の中で、その生徒さんにあった解釈にしてあげるには、やはり経験が必要です。塾ではわかるけど、学校ではわからないという生徒さんも少なくありません。それは、学校では標準的に定められた言葉で説明しているからです。塾は標準で分からなければ、その生徒さんに合わせたオプションで説明します。当然学校ではオプションを多様出来ません。その違いでは無いでしょうか。

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