入試直前予想演習! 緊張を先にほぐす。課題はまだまだ・・。 [代表:宮谷]
来週21日(火)に控える東京都立高校一般入試の最後の追い込みです。
今日の受験生の日帰り合宿勉強会では、都立高校の問題レベルやフォーマットを合わせた「入試直前予想演習」を実施しています。
問題用紙や解答用紙も都立受験とそっくりな内容です。
生徒さんには本番を意識してもらうため、制服で会場に来てもらいました。
やはり少し早めに到着する生徒さんが多く、また表情も緊張をしているのがよく分かります。町田市内にインフルエンザが流行っており、体調が芳しく無い生徒さんはお休みされているので、少し人数は少なめです。
ちなみに、すでに都立高校や私立高校に合格している生徒さんの休みがほとんどで、一般入試組でのお休みはいません。
この予想演習ですが、先に緊張しておいてもらうのも一つの目的です。雰囲気に慣れて、当日の緊張が少し緩まると良いなと思っています。
開始前に、受験前日と当日の過ごし方や準備について最初説明しました。
そして予想演習開始。
まだ5科目すべて終わっていないのでなんとも言えませんが、頑張りが成果となって出てきている生徒さんもいるし、まだ不安な得点の生徒さんもいます。
特に注意が必要なのが国語です。国語は毎年平均点が高いのですが、その国語の基礎点となる漢字の読み・書き、20点の配点になります。
それほど難しい漢字は出ないのですが、読みでは「ひらがなが小さく・癖字」で読めない生徒さんが何人かいました。
採点基準というのがあるので、まずは読めるように書いて下さい。
書き取りでは、トメ・ハネですね。開始前の注意事項で伝えたのですが、その点がすっかり抜け落ちていた生徒さんもいました。
漢字で大幅減点は非常にもったいないです。国語自体も平均点が高いので、大きく崩れることは許されません。
また英語のリスニングも課題ですね。内容というより時間です。
リスニングは全体で10〜11分あるので、他の問題を解く時間は実質40分です。わかる問題から解いていかないと、時間が足りないという事象も発生してしまいます。先に問題を読んで、内容が難しそうであれば先に他の単元に取り組むよう伝えています。
数学は大問1で失点している生徒さんです。基礎計算ルールを知らない生徒さんはほとんどいなくなりました。しかし、まだケアレスミスで簡単な計算で失点している人も多いです。計算は必ず解き直しをするようにしましょう。
これから理科・社会(3科目の生徒さんは、数学等の2回目)を実施していきます。
最後に、予想演習が終わったら「四分位数と箱ひげ図」の確認を行います。
この単元は2021年から指導要領の変更により中学2年生の単元に加わりましたが、今年あたりから受験に出てくると噂されています。
過去問では四分位数と箱ひげ図が無かったので、対処をしておこうということです。
それにしても時間が足りません。生徒達もあまり疲れさすわけにはいかないので、5科目各1セットがやっとです。
セット2,3は明日日曜日に自宅で解けるよう配布済みです。