高校受験説明会を実施! 義務教育は終了なのだが、その感覚は希薄に!! [代表:宮谷]
4日(土)の日帰り合宿勉強会の休憩時間を利用し、オンラインで中学2年生/1年生の生徒さんを対象に、「高校受験説明会」を実施しました。
説明会も今はオンライン中心になりました。いちいち会場に足を運ばなくて良いので、利便性が高いです。学校説明会もオンラインのところもたくさんあります。機器の操作に慣れていらっしゃらないご家庭は、今のうちに慣れるようにしておいて下さい。※古い端末では機器のスペックや、OSのバージョン等によりスムーズに接続出来ない場合がありますので要注意です。。
全部で3日程あり、お好きな日程を選んでもらっています。
今週10日(金)と、11日(土)にあと2回あります。
内部生の方はご案内した申込みサイトから、外部生の方は教室までお知らせ下さい。
10日22:10〜は夜、11日17:05〜実施です。
さて、その説明会でもお話していますが、高校進学=義務教育の終わりを意味します。
日本国憲法で国民の義務として課されている、「子供に教育を受けさせる義務」は終了し、子供自身が主体的に自分の人生を決定するフェーズになります。
ところが、平成以降は高校進学率が95%を超え、令和に入ってからは99%に近い高校進学率になっています。
子供達からすると、ほぼ義務教育的な感覚になったのでは無いでしょうか。
以前だと、学校の友達で高校に行かない、中学卒業後に働く友達がいるという話が聞こえてきたものですが、ここ最近はほぼ聞きません。
一部、不登校の延長で受験や面接を一切拒否する生徒さんがいて、そういったケースのみでしょうか。それらの生徒さんもなんとか調整を付け、最終的にはどちらかの高校に所属されます。
このような状況もありますので、お子さん自身に高校進学の意味づけを持ってもらったり、主体性が発揮しづらくなっている印象が強くなりました。
「家から歩いて5分以内にあるから◯◯高校にする。」「友達の◯◯さんが行くから、自分もそこにする。」といった志望動機を最初は考えている生徒さんも多いです。
そうすると、その学校で何が学べるか、自分の将来にどう繋がるか、そういった観点が完全に抜け落ちており、なかなか受験勉強が進まない場合も多いです。
そういうこともあるので、必ず2月上旬には高校受験説明会を実施し、高校進学の意味合いをお話するようにしています。
世界的には人口爆発が続いており、食料・エネルギー・水・土地・仕事の奪い合いが続いていきます。
またデジタル・AI化の進歩が国境なきグローバル化を推し進めています。
そういった社会で、どのように力強く人生を切り開く・生きていけるかがポイントかなと思います。いきなり答えを出すのは難しいですが、「考え始める」ことが重要なのでは無いでしょうか。
お子さんに色々考えてもらい、受験シーンが人生の大事な経験になるようサポートしていきたいものです。