偏差値とは? 自分の偏差値把握していますか? [代表:宮谷]
受験シーズン真っ只中ですが、受験の際に理解しておくべき用語があります。
高校受験では、「偏差値」「内申点」「併願優遇」がその代表格です。
特に「偏差値」は客観的に生徒さんの能力を表す指標になりますので、中学生の方は1年生から「自身の偏差値」を把握しておくようにして下さい。
偏差値50というのが、同じ試験を受験した生徒さんの中で平均点を取った場合に獲得できる数値です。
一般的には、模擬試験を受験して偏差値を確認していきます。
受験校ごとに、指標となるべき偏差値基準がありますので、まずはこの偏差値を確認することで「受験出来る可能性があるかどうか」判断が付きます。
気をつけていただきたいのは、学校の平均点を取っているから、偏差値50があるというわけではありません。
町田市内の各中学校により差はあると思いますが、学校の平均点を取っている生徒さんで、模擬試験では偏差値39〜42位では無いでしょうか。
つまり、学校の平均点を取っているから「偏差値50」の学校を受験出来るということでは無いのです。
このあたりの勘違いが、保護者様や生徒さんに見られるケースがあります。
ご面談すると、「え?学校では平均点ぐらいなのですが、◯◯高校受験出来ないのですか?」とご質問を頂く場合があります。
もちろん受験すること自体は自由なので受験出来なくは無いですが、客観的に申し上げると合格出来る可能性が低いと言えます。
3年生になってからそのGAPに気づいても遅いので、模擬試験は定期的に受験して(年に2〜3回程度)、客観的に自身の偏差値を把握しておきましょう。
偏差値だけでなく、自身の課題が科目ごと・単元ごとに把握出来ます。特に5科目受験する生徒さんは、理科と社会が解けずにビックリすると思います。
理科や社会は、今まで学習した範囲が広範囲に出題されますので、重要語句を覚えていない場合が多く得点が取れません。
東京都立・神奈川県立受験をお考えの生徒さんは、1年生の間から理科や社会の学習法に工夫をして下さい。
例えば、月に1回は理科や社会の総復習の時間を持っておき、それまでに学習した範囲の1問1答を解いておくとかですね。
3年生になってから総復習しようにも、膨大な量がありますのでなかなかやりこなせません。少しずつであれば、それほど時間的な負担も無く出来るでしょう。
セルモでは次回の模擬試験は春期講習前を予定しています。
改めてお知らせいたします。