行動しない生徒をどうするか? 根気強く伝え続けるしか無い? [代表:宮谷]
昨日・今日の報道でも大きく報じられていた、滋賀県栗東市から新潟県新潟市までを走る”国道8号”の通行止めが解除されたとのことです。
毎年大雪で大変な事態になる同道路ですが、実は私も20年以上前にこの近くで怖い思いをしたことがあります。
平行して設置されている北陸道を営業の仕事で走っている時に、吹雪で全く前が見えなくなりました。
今だと恐らく通行止めになるのでしょうが、その時は特に通行止めにもならずに走れていました。
あまりの吹雪で怖くなった私は、ハザードをつけて大きめの路側帯に入ったのですが、後ろから走ってきた車が結構なスピードで走り続け、その後その車はスピンして事故を起こしました。
吹雪がある程度収まった段階で走り始めると、事故を起こしたその車を見て「止まって良かったなあ。」と思った次第です。運転手の方は無事のようでしたが、その事故の影響で高速道路も大渋滞・・。
比較的前のほうだったので、短時間で抜けられましたが、多くの人に迷惑が掛かった事故でした。
さて、
週末24日(土)から冬期講習が始まります。
受験生はいよいよ受験日までカウントダウンという状況ですが、問題はまだ受験モードになっていない受験生達をどうナビゲートしていくかです。
家での様子を保護者さんに聞いてみても、「深夜までスマホゲームやっていて、叱ったばかりです。もう取り上げました。」というお話もありました。
11月・12月と実施した「合宿勉強会」でも、課題が多かった生徒さんです。保護者さんもご苦労されています。
恐らく受験を自分ごとと捉えられていないのでしょう。
今週早いうちに面談しようと思いますが、場合により強制的に自習に来てもらう必要もあるかもしれません。
しかし、相手も強敵(笑)。登校の約束をしても、来ないのが常です。過去の経験からも面談が無駄になることも多いです。
残念ながら、約束を破ることに彼ら・彼女らは罪悪感がありません。
今までの多くの約束を破ってきたので、そういった場面に慣れすぎてしまったのでしょう。殻を破ってくれればよいのですが、約束を破られるのは悲しいことです。
裏切られる我々や保護者さんもショックを受けますが、やはり「自分自身で行動する強い気持ち」が持てないと場面は転換しません。
こればかりは、行動を待つしかありません。
ただ、本当に最後まで行動しない生徒もいるので、ラスト2ヶ月位は保護者さんにお願いして教室に強制的に送ってもらう必要があるかもしれません。
高校受験の結果というのは微妙なものです。大学受験であれば、結果は自己責任と言えますが、まだ精神的に未熟な中学3年生。
人生の選択の場面が初めてで、努力しないことがどういうことに繋がるか、先が見えていないのも事実です。
そのあたりのバランスも考えながら、行動に移れるよう促していきます。
孔子先生の論語にもありますが、
學びて時に之を習ふ、亦說ばしからずや。
(まなびてときにこれをならふ、またよろこばしからずや。)
学び続けて、いつでも活用できるように何度もおさらいをする。それは人生の大きな悦びではないかという意味です。中学3年生の国語の教科書にも載っている格言です。
↓下記のようなニュースを見ると、孔子先生の格言が身にしみます。いま平和に、そして普通に学習出来る環境があることを幸せに感じたいですね。
タリバン、女子の大学進学を禁止 アフガン