スピーキングテスト終了! 勉強体力もスポーツと同じ!! [代表:宮谷]
昨日27日(日)は都内公立中学3年生がスピーキングテスト(ESAT-J)を受験しました。
皆さん、事前トレーニングの成果を発揮出来たでしょうか?
すでに報道が出ていますが、大きな混乱は無かったようです。しかし、いくつかの課題があるテストでした。
まず、受験会場を間違えた生徒さんがいらっしゃったということです。
セルモでも生徒さんたちには、”しつこく”試験会場や時刻の確認を行いました。
26日(土)時点で、会場先の高校を間違えていた生徒さんがいらっしゃいました(危ない!)。実在しない学校の名前を言っていたので、「◯◯高校の間違えでは?」と訂正しました。その生徒さんは、会場への移動方法も把握されていなかったので、果たして当日きちんとたどり付けたのか・・。「帰ってすぐに保護者さんと移動方法、時間の確認を行ってください。また、日曜日の昼間なので特定の場所が渋滞しています。時間に余裕を持って移動しようね。」と伝えましたが、果たして・・・。
それと、会場により前半組・後半組と別れていたのですが、前半組の生徒さんの中に、後半組の友達に試験内容を伝えてしまった人がいたようです。これは大変危険な行為です。ばれたら”話を伝えた”ほう、”聞いた”ほう共に失格になってしまいます。ただ、何万人も受験する試験なので、性善説で対応するのは無理がありますね。次回からは試験内容を変えたほうが良いかもしれません。
その他、後半組は待機中に”英語を勉強する時間があった”そうです。これを不公平と取るかどうかは、微妙なところではありますが。
初回なので、その他顕在化した課題は来年以降は対策が進められると思います。セルモでもオンライン英会話を活用した対策メニューを実施しましたが、メニューを受講していない生徒さんの中には、学校での若干のトレーニングのみで、他は何も訓練していなかった生徒さんもいたので、このあたりもどう考えていくかサポート側の課題が残りました。
さて、先週末26日(土)は第2回の日帰り合宿勉強会を開催しました。
前回は2名の生徒さんが遅刻しましたが、今回は学校見学以外の遅刻は無し・・でした。
しかし、開始時刻2,3分前に「はあはあ」言いながら走ってきて到着した生徒も・・。
詳細は述べませんが、時間ギリギリに到着する癖は改善しましょう。受験当日の気候や事故発生などで、会場にたどり着けない可能性があります。常に早めに行動して、近くで待機しておく位の行動習慣を身につけて欲しいですね。トイレに行きたくなったり、文具を忘れたり、そういったことにも時間的余裕があれば対応出来ますよね。
合宿自体は、前回すでに半日通しての学習を経験しているので、どの生徒さんも落ち着いて取り組めたかなと思います。
一方で、勉強体力の差を感じました。今まで勉強習慣が不足していた生徒さんは、途中で疲れを見せてしまい休憩のタイミングが多い状態になった人も。
他方、最後まで集中力が途切れず進みも早かったのは、普段からしっかり学習に取り組めている生徒さんでした。
これは当たり前かもしれませんが、結果的には夜終わってみれば進度に3から4倍の差がありました。
スポーツと一緒で、やはり時間を掛けて体力増強しておく必要があります。中学3年生後半になってからの受験対策ではなく、1年生のうちからも「出来ることに取り組む」ことが重要なのだと思います。
今週末は3日・4日と2日連続で行われます。持ち帰りになった課題もありますので、しっかり1週間で仕上げておいてください。勉強体力に課題のある生徒さんも、自宅・塾両面で追い上げていってください。期待しています!!