進捗が良い生徒さんの特徴! 小学校高学年向け英語新教材!! [代表:宮谷]
昨日3日(木)は各教室で2学期期末テスト対策授業が行われました。
参加してくれた生徒さんは、皆さん集中し各自の課題に取り組んでくれました。
鶴川教室は、朝9:30からスタートしましたが、生徒さんを見ているとやはり「進捗速度」が異なります。
・解くスピード
・書くスピード
・解く丁寧さ
・書く丁寧さ
・復習の回数
様々な要素で進捗速度が異なります。
基本的には、丁寧に解く・書く生徒さんが精度が高く、復習の回数が少ないです。
全体として進捗が遅い生徒さんは、丁寧さに掛けることで理解が浅く、復習回数が多くなる傾向にあります。
これを声がけしながら、具体的にどう丁寧に解いていってもらうか、その点を重視して指導しています。
しかし、特に勉強が苦手な生徒さんは、長年の習性が身に付いてしまっているのも事実なので、丁寧さへの転換には時間が掛かります。
思春期ですから、あまり言いすぎてもよくありませんしね。このあたりのさじ加減が難しいです。
ただ、成果が出づらい生徒さんは、丁寧さと正面から向き合わないことには成果に繋がりません。丁寧に解くということは、最初は時間も掛かるし面倒さを感じるかもしれません。しかし、理解の定着に繋がり、それが積み重なると、圧倒的に精度が高まります。精度が高まると、復習の回数も少なくなります。
誤解無いように申し上げると、「丁寧に」というのは、例えば数学では「問題をよく読む」「計算式をルール通りきちんと展開する」「図形問題では自分自身でも図形を書いて条件を書き込む」「計算結果の検算を行う」等のことをさします。
さて、教材会社から2つの教材が届きました。
学書さんの「小学英単語800」と、「中学英語への準備」という教材です。
23年度(2023年4月〜)に向け主に小学校高学年に対し、何か良い教材が無いか検討しています。
新学習指導要領になり、「英語」に付いていけない新中学1年生が増えています。
小学校の時に覚えておくべき「英単語」や「英文法」に着手しないまま中学校に進学してしまったことが主な原因です。
教材のタイトル通りですが、中学校までに800の意味は覚えておきたい。そのうち、最低でも500〜600はスペルを書けるようにしておきたい。
残念ながら多くの生徒さんが、書ける英単語は数十しかない状態で中学校に進学しています。数字・月・曜日・色・国名などの名詞、基本的な動詞を優先して覚えましょう。
文法では、be動詞・一般動詞・助動詞・冠詞・名詞・形容詞は理解しておきたい。WhatやWhereなど、Wが付く疑問詞は理解しておきたい。
小学校の英語の授業では、「英語に慣れる」ことを優先しているので、どうしても理解・暗記の部分が不足がちです。
そのあたりをしっかりサポートしていきたいですね。