西日本は水不足、東日本はある程度大丈夫そうだが・・。[代表:宮谷]
今日は塾とは関係無いネタですが、子供達には知ってほしいことを書きます。
今朝のニュースで、西日本地域(近畿、中国、四国、九州)の深刻な水不足を紹介していました。
現時点で、貯水率が30%を切っているダムもあるそうで、梅雨が明けてしまった以上、残っている水を大事にするしかありません。
一部地域では、すでに給水制限が始まっており、水が出る勢いが弱くなっており、学校のプールも急遽中止になったそうです。
関東はダムの貯水率はある程度維持できているそうです。
町田市は多摩川水系がメインの水源(一部利根川水系などからも供給を受けており、その水系は複雑だそうです。)ですが、多摩川水系には5つのダムがあります。小河内ダム・白丸ダム・村山上ダム・村山下ダム・山口ダムの5つです
一番大きいのが小河内(おごうち)ダムで、奥多摩湖にあります。この小河内ダムは、発電装置も備えており1万9千キロワットの発電量です。
今日現在の小河内ダムの貯水率は約85%で十分に貯水されています。
しかし、村山・山口貯水池は約70%なので、多摩川水系では約82%ということです。
概ね前年並なので、給水についてはある程度安心が出来ます。
東京のメインは利根川水系なのですが、こちらも70%程度の貯水率となっています。
いずれにせよ、水は蛇口を捻ればいつでも安心・安全な水が出てくるのは日本くらいです。
しかし、今後少子高齢化社会の中で、設備の維持に疑問も出てきています。いつまでも安心な水が出続けるとは限りません
ダムの維持(ほとんどが数十年前に作られた古い設備が多い)、浄水場の維持、実は頭の痛い話なのです。ご家庭でも、水の大切さについてお話下さい。