セルモ卒業生インタビュー 第11弾!! 【東京都立町田総合高校入学:Kさん】
令和4年度の卒業生インタビューもいったん第11弾で掲載を終了します。
卒業生全員のインタビューを掲載したいところですが、取材や作成時間の都合もあり(笑)、次回は来年までお待ち下さい。今回は都立町田総合高校へ合格したKさん。
Kさんが素晴らしいのは、いつも笑顔で相手と接することが出来ること。笑顔で、いると空気が和み、コミュニケーションが上手く取れますね。流石に、受験間際が少し緊張感がありましたが、インタビューを読んで頂くと理由が分かるかと思います。
質問1:Kさんはセルモ入塾前には学習面でどのような悩みがありましたか?
Kさん:中学2年の終わりにセルモに入塾しましたが、それまではなかなか学習意欲が沸かず、自ら学習に取り組むことがありませんでした。
わからない問題はそのままにしていたので、当然成績も良くありませんでした。基本的なところから解法や公式を曖昧にしていたので、応用問題は解けない、テスト中に解法を思い出せず、結局点数に繋がらない・・という状態でした。
質問2:セルモに入塾をした理由を教えて下さい。
お母様:元々、彼女の姉もセルモに通っており、お世話になっていました。姉は「セルモで学習した箇所が、ちょうど定期テストでも出題された。」と話してくれるなど、セルモ入塾後ものすごく成績が上がりました。そういった経験と、家から通いやすい距離にもあるということで、まずは体験を受けてもらいました。
Kさん:中学2年の終わりに体験に来て英語と数学の体験を受けたのですが、特に印象に残っているのは英語です。
体験授業前の定期テストで範囲だった「比較級」が、セルモの体験学習前プレテストで出題されたのですが、全く点数をとることが出来ませんでした。これは非常にまずい、早く勉強を始めなければいけないということを痛感しました。それですぐに入塾をしました。
質問3:その後、セルモに入って何か変化はありましたか?
Kさん:先程も述べた通り、それまでは自宅で全く勉強していなかったのですが、入塾後は自宅で勉強するようになりました。
それと、それまではわからない問題をそのままにする癖がありましたが、セルモでは間違えた問題の類題を「解けるようになるまで」繰り返し学習を行う必要があるので、回数を繰り返すことで解き方を理解できるようになりました。
お母様:それまでは本当に家では勉強しない子でしたが、セルモに通いだしてからは塾の宿題をその日のうちに自宅で取り組むようになりました。
私から見ても「きちんとやるようになったんだな。」と変化したことが伺えました。また、定期テストの結果を見ても、「出来るようになった問題が増えたな」と実感しました。
質問4:一番伸びた科目はなんですか?また、伸ばすためにどのような工夫をしましたか?
Kさん:英語が一番伸びました。英語は、文法と単語の組み合わせだと思いますが、入塾するまでは教科書に出てくる単語をテストまで覚えずに過ごしていました。
しかし、セルモの先生に「単語は量も多いし、テスト前にすべて覚えるのは難しい。また、文法だけ覚えても、単語も覚えないと英作文ができるようにならないよ?」とお話頂き、単語もきちんと覚えるようになりました。
その結果、入塾前は20点位しか取れなかった英語が、70点位まで取れるようになり大きく伸びました。
質問5:都立町田総合高校を志望した理由は何ですか?
Kさん:町田総合高校には、普通科の学校とは違い調理関係の授業が選択出来るので、志望しました。それは、将来の夢が調理関係のしごとに就きたいということがあったからです。
お母様:志望校を決める際は、親子で言い合いになりました。当時の成績では合格に届かない学校だったので、親としては違う学校が良いのでは無いか?と考えました。姉の時はすぐに志望校が決まりましたが、なかなか決められずにいました。
調理関係の学習が出来る学校を幾つか検討しましたが、最終的には本人が町田総合高校を目指して頑張りたいとのことだったので、「やれるだけやってみなさい」と背中を押しました。
質問6:調理師を目指すようになったきっかけを教えて下さい。
Kさん:毎年バレンタインに母とともにお菓子を作るのですが、中2のバレンタインの時に母が風邪をひいてしまい一人でつくることになりました。そのときに一人で買い物に行き、最後まで作ったみたときに「料理をするのって楽しいな」と感じました。それから一人で色んな料理を作るようになり、家族が食べておいしいと言ってくれるのもうれしく感じ、料理関係の仕事を目指すようになりました。
質問7:セルモの受験対策でよかった点はなんですか?
Kさん:作文対策と面接対策はとても役立ちました。作文に関しては当初上手に書くことができませんでしたが、先生に書き方を教わり、一度先生に見本として書いていただいたものを真似して書いてみるなど、色々取り組む中で段々書けるようになりました。
面接対策については学校でも練習を行いましたが、それほど深く質問を聞かれなかったのに対し、セルモでは最終的に多くの質問の受け答えの練習をするので、元々回答を準備していたありきたりの質問だけに留まらず、準備していない質問についても瞬時に考えて回答できるようになりました。
お母様:保護者から見ても、セルモの推薦入試対策は凄いと思います。他の塾に通う同級生のお母様方と話すことがあるのですが、他の塾にはそういったサポートが無く、セルモは充実しているなと感じます。
彼女の姉は人と話すのが苦手な子でしたが、当時の推薦入試にあった集団討論(※コロナ禍では中止)の練習で自分から発言ができるようになるなど、姉妹共々入試対策で非常にお世話になりました。無事二人とも推薦入試で合格することができたので、大変よかったなと感じています。
質問8:合格するために自分なりに努力したことはありますか?
Kさん:学校から推薦入試のチャンスを頂けたので、なんとしても合格したいと思っていました。内申点自体は少し不安が残っていたので、面接や作文、町田総合高校独自のパーソナルプレゼンテーションで頑張って点数を取ろうと考えていました。
面接に向けては自分でいくつも質問とその回答を想定してノートに書いてまとめ、作文については過去のテーマを調べ、それに対し実際に書いたものを学校の先生にも見てもらい、パーソナルプレゼンテーションについては繰り返し練習を行っていました。
お母様:家でもパーソナルプレゼンテーションの練習をよくやっていました。作文の練習はあまり家ではやっていませんでしたので、「そのような状況だと、合格出来ないからもっとやりなさい。」と言ったこともありましたが、実は私が見えないところで努力をしていました。学校の休み時間に作文を書いて練習していたことを後から聞いて、きちんとやっていたのだなと思いました。
質問9:合格する前後での心境の変化はありますか?
Kさん:受験前はずっとイライラしていました。このままじゃまずいと思う不安や危機感と、今まできちんとやってこなかった自分に対する怒りが合わさってイライラしていました。母や周りにあたってしまうことがあり、今思うと大変申し訳なく思います。合格を知って気持ちがすっと軽くなりました。
質問10:合格を知ったときの状況を教えて下さい。
Kさん:やっと終わったという気持ちでいっぱいになりました。正直受からないかもしれないと思っていたので、合格できたことが大変嬉しくて泣きました。合格は母と姉と3人で状況を確認しました。
お母様:3人共、スマートフォンを使って町田総合高校のホームページにアクセスしようとしましたが混雑していて全然繋がりませんでした。ようやく姉の端末が繋がり、合格を知ることができました。その瞬間に涙がこみ上げてきました。当の本人よりも私の方が号泣してしまいましたね(笑)。
質問11:町田総合高校での学校生活について教えて下さい。
Kさん:元気で明るい人が多いです。先生も優しくて話しやすいです。部活に仮入部に行った際ですが、先輩方も上下関係なく接してくれました。
授業については、1年生のうちは普通科と変わらない部分が多いですが、「産業社会」という総合学科にしかない授業があり、その際に町田総合の卒業生と、そうでない高校出身の方が講演をしに来てくれて、将来の進路が決まっていない生徒に向けて大学のことを始め、各々が進んだ進路や経験を語ってくれました。
2年生になったら選択科目が始まります。調理関係の授業である「製菓と科学」「フードデザイン」「栄養」は全て選択しようと思っています。
質問12:お姉さんもセルモの卒業生で、Kさんとは別の高校に通われていますが、高校生活についてお互いに話すことはありますか?
Kさん:はい、あります。お互いの高校の違いを良く話します。生徒の人柄や校則、体育祭などの行事など、高校が違えば雰囲気も全く異なるので、話すと結構盛り上がり楽しいですね(笑)。
質問13:最後に後輩へのメッセージをお願いします。
Kさん:まずは、体調管理に気を付けてください。特に受験期になってから体調が悪くなると、追い込みの時期に勉強に集中できなくなるので、健康でいられるように気を付けてください。
そして大事なことは、メンタルを強く持って受験に挑んだ方がよいということです。志望校に関して言うと、周囲の人に「今のままじゃ受からないよ?」と言われた場合、すぐに諦めて志望校を変えるのではなく、志望校は元々自分がそこに行きたいから決めたわけだし、最後まで頑張ろうという気持ちを持つべきです。
また、普段の勉強や試験中に解けなさそうな問題があったときも、「これは解けない、もう無理。」と思うのではなく、まずはチャレンジして頑張ってみる。もしかしたら解けて点数に繋がるかもしれない。今頑張って出来るようになれば、最終的には受験に絶対に役立つと信じる・・。そういった風にメンタルを強く持つと、良い結果が出るのではないでしょうか。