間違えることは悪いことではありません!〔講師:坂井〕
こんにちは。木曽教室講師の坂井です。
本日は普段生徒指導を行っていてもっと伝えていきたいと思うことを記します。
皆様は普段生徒たちがセルモでどのように学習を進めているかご存じでしょうか。
セルモでは、まずレクチャービデオを視聴して新しい考え方や問題の解き方を理解してから、
レクチャービデオに出てきた用語や基本的な考え方を理解できたかを確かめるウォームアップ問題に取り組み、
そして本格的な問題演習に入るという流れで学習を進めていきます。
ただ、レクチャービデオで解法を学習したからといって、そのままその後の問題もスムーズに解ける子はそう多くありません。
レクチャービデオを観る際は解法を自分の中に落とし込むことを意識しますが、
「わかる」と「できる」は違いますから、問題を間違えることはよくあります。
一部の生徒の中には、解説をさらっと見たら飛ばして次の問題へ進んでしまって、結局同じようなミスを繰り返し、いつまでも同じ単元から進めないときもあります。
話を伺うと、間違えるのが嫌だという子がいました。
間違えた自分はダメだと感じ、間違えたという事実を直視したくないのでしょう。
その気持ちはわかります。
ここが本日、一番伝えたいことなのですが、
間違えることは悪いことではありません!
間違えた問題があるということは、自分に成長の余地があるということです。
間違えた問題に遭遇したら、自分が書いた式と解説を見比べてどこで間違えてしまったのかを把握し、その間違いの原因は何かを特定して、正解にたどり着く考え方を学習する。
このように、間違いと向き合って改善していくことこそ、「できる」ようになる上で一番大切なことではないでしょうか。
セルモシステムを使った問題演習では、自力で考えてもわからない問題はまずヒントを見て考え直し、それでもわからなかった場合は解説を読んで考え方を理解し、解けるようになるまで解きなおしを繰り返します。
解説を読んでも腑に落ちない場合は私たち社員講師が補足説明を行い、わからないまま次へ進むということをしないようにサポートしています。
間違いから学んで成長し、できないことをできるようにする。
生徒に率先垂範すべく、私たちも間違いから学ぶ謙虚な姿勢を大切にしていきます。