中学3年間で学習する教科書のページ総数 〔講師:坂井〕
木曽教室で講師をしております坂井です。
ここ最近は雨の日も多く、冬を抜け出したんだなと実感します。
小中学校でも新学期に入り、新しい教科書をもらって、授業が始まりだしました。
突然ですが、皆さんは中学校の3年間で5科目だけで教科書が何ページあるかを考えたことはありますでしょうか。
実は中学3年間に5科目だけで、4000ページ程度あります。
4000ページは相当多く、学校の授業だけでは全範囲を学習しきれていないのが現状です。
無理に終わらせようと駆け足になった結果、形式上は一通り終わっていますが生徒は十分に理解できていないということが多々あります。
実際の例として、この春に卒業していった中学3年生たちの受験が終わった後、最後の学年末テストへ向けた学習指導を行うためにテスト範囲を聞いたところ、公民や歴史において一切授業で学習しなかった単元がありました。
ではその学習しなかった単元は受験で出ないのかというと、決してそんなことはなく、都立高校受験の出題範囲に含まれています。
教科書の内容はすべて高校受験の出題範囲に含まれているにもかかわらず、多くの公立中学校では教科書の全範囲を終えることが難しいです。
受験までに終わらせられることは更に難しく、そのような学校はほとんどないでしょう。
既に新中学3年生も教科書の全範囲は終わりそうにない兆しが出ております。
新学期に入ってから理科の学校の授業でどこの範囲を行っているか新中学3年生に聞いたところ、まだ3年生の範囲には入っておらず、2年生の残りの単元を学習しているとのことでした。
学校の学習だけで受験に挑むのは心もとないでしょう。
セルモではさかのぼり学習を終えた生徒は先取り学習を行っており、学校の進度より早く学習を進められます。先取り学習を行うことで、受験直前になっても学習範囲が終わっていないという事態は起こりません。
また、4000ページもある教科書範囲を計画的に復習するべく、夏期講習をはじめとする長期休暇での講習や、受験前の入試直前合宿を通じて1年生からの総復習を実施しています。先日まで行われていた春期講習でも中学3年生は中学1年生の理科や社会の復習に取り組みました。
さかのぼり学習と先取り学習の両方を生徒一人一人に合わせて実施できるセルモは、受験を見据えて学習していきます。
現在、無料体験授業を実施していますので、受験を見据えて塾を探している方はぜひお気軽にご連絡ください。