セルモの教室長BLOG

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図形に悪戦苦闘 [教室長:松本]

今、中学1年生と2年生の生徒たちが図形問題に悪戦苦闘しています。


ご存知でしたか?


1年生は特に「円すい」でしょうか。ご存知のように、円すいは底面が円で側面がおうぎ形になります。表面積を求めるには円の面積の公式、母線を利用した公式など覚えていないと解けません。


また、三角柱の展開図から表面積や体積を求める問題では、もとの三角柱を想像するのが困難で止まってしまう生徒さんもおります。


下の画像は、その場で紙を切って説明に使用しました。今でこそわかりますが、私も当時は頭を悩ませたものです。


【三角柱】


円すいも作りました。絵心のなさが工作にも出るとは思いませんでした。


【円すい】


2年生は三角形の合同です。一言で申しますと、完全証明が苦手です。これも「型」なのですが、知識を複合的に使うのでなかなか会得が難しいようです。しかし、生徒の様子を見ておりますと、繰り返し演習問題を解くことによって少しずつ出来るようになってきたようです。


他は英語です。生徒視点に立てば、やはりすらすら解くのは難しいですよね。


いくつかの「事例」を挙げます。


いかに生徒たちがなんとなく英語を習得しているかわかります。私たちの仕事は、それを知ることから始まります。


① You walk fast.を疑問文にする際、Are you walk fast?になります。


② 「食べた」「宿題をした」のような過去形を現在形のままにしてしまう。


③ 三単現のsが実は何なのか、理解できていない。


④ FukushimaをHukusimaと書く、SatoをSatouと書く。


⑤ 受動態を能動態に直す際に、be動詞を使ってしまう。


→ This book was written by Nancy.

→ Nancy is write this book.


⑥ 非常に多いのが「それ」を「the」にできないこと。


挙げればきりがありません。いずれも明快な答えがありますが、あれもこれも解説していると肝心なところが理解できないままになってしまいます。


とにかく丁寧に、どこで、何に躓いているのかを探してピンポイントで指導することを心がけております。

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