セルモの教室長BLOG

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4月度模擬試験を実施しました[教室長:松本]

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先週の土曜日、新学年になって最初の模擬試験を実施致しました。今回の模擬試験は新型コロナウイルスの関係で教室受験と自宅受験に分けて行い、中学3年生ほぼ全員が受験しました。


教室受験組は、お休みの日に教室に来て皆真剣な表情でテストに臨みました。

このように志望校判定は出る試験を初めて受ける生徒も少なくありませんでした。この「初めて」ということがとても重要な意味を持ちます。生徒たちは最初に教わったことを守ろうとするからです。


試験とは何か、問題用紙にしっかり計算や答えを書き込むこと、名前を書かなければ0点、選択問題を両方解いたら0点、寝てはいけないこと、試験時間内に片づけを始めないこと、解答用紙は試験官が回収するので渡さないことなど、しっかり伝えました。


その他の注意事項として、以下のことを伝えました。


数学では、とにかく計算問題をしっかり見直すこと。関数や図形問題ばかりに時間がとられ、計算問題で失点しては意味がありません。実際の都立高校の試験問題の配点は1問5点、計算問題だけで30点です。(その他、作図6点、証明7点)


国語では、漢字のとめ・はね・はらいをしっかり書くようアドバイス。書けていなければ、容赦なくバツにすると伝えました。もちろん、本番の試験で生徒に受かってもらいたいからです。


理科・社会では、漢字指定がないものは「ひらがな」で書きようアドバイス。無理に漢字で書こうとしては不正解になります。なお、都立入試は記述を除いて、すべてマークシートなので漢字で書く問題はありません。(初期微動継続時間、親鸞や元寇など)とは言え、学校の定期テストでは出題されますので、漢字は書けるようになってほしいです。


まだ全員が受け終わっていないので、今回の模擬試験の内容に関しては控えますが、生徒たちの解答用紙からは「必死さ」が伝わってきます。絶対に間違っていると分かっていても、何とか答えを絞り出してきます。


かつて「節足動物」と答える問題で「野生動物」と回答してきたときは採点しながら吹き出しそうになりましたが、それでも頑張って書いたことは称賛するに値します。源頼朝が回答欄に2回書いてあってもいいじゃないですか。


試験とは選抜試験で、1点でも多く取るために知恵を絞ることは間違っていません。がしかし、その前にしっかり勉強不足を痛感して、勉強してほしいものです。

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