私立中学校受験の意思決定は、5年生の1月末までに!! [代表:宮谷]
当教室がある忠生・山崎・木曽エリアでは、私立中学校受験を検討させる生徒さんが少なからずいらっしゃいます。
学校名としては、日本大学第三・桜美林・和光・玉川学園・大妻多摩などが挙げられます。(※画像は日大三中・三高の校章)
私立中学校を選択させる理由は生徒さんによっと様々ですが、大別して以下の理由が多いです。
①より充実した学習環境やカリキュラム、部活を求める。
②付属高校・大学がある学校を求める。
③小学校の友達とは、別の学校に行きたい。(新たな友達と出会いたい。)
学校によっては、実験室が沢山あったり、専用の野球場や陸上グラウンドなど専用の設備があります。学習カリキュラムも、公立中学校より高度な内容をやっている場合が多いですね。
私立中学校受験を検討するには、どのようなことを考えれば良いでしょうか。いくつかのポイントがありますので、ご紹介いたします。
①何のために行くのか?その動機や目的
②志望校に必要な学力
③生徒さんの現状とのGAP,そのGAPを埋めるための方法や期間
④受験方法、科目数
受験方法としては、標準的な4科目受験、数学/国語に絞った2科目受験、最近では適性検査型の試験を導入する学校も出てきました。
他にも色々考えなければいけなことがありますが、主には上の4つを考えれば良いでしょう。特に①は大事で、公立中学校よりも費用が掛かることですので、お子さんとしっかり話し合いが必要でしょう。
①が明確で無いと、途中で「やっぱり辞めた〜!」となる生徒さんもいらっしゃいます。そうなると、その後公立中学校に進学しても「勉強しなくなる」場合も多く、ポイントとしてしっかり抑えておく必要があります。
あとはやはり③の学力・期間分析ですね。いくらやる気があっても、一定の学習量を吸収し、合格に必要なレベルに持っていくには、相応の時間が掛かります。我々の経験では、偏差値45〜50程度の学校であれば、1年間真剣にカリキュラムをやりこなせば、なんとか対応出来なくもないです。
過去には、7月から取り組んで合格された特殊例もありますが、やはり最低1年は必要とお考え下さい。という意味では、私立中学校の試験は毎年2月1日〜3日に掛けて実施されますので、そろそろ準備可能期間としては、ギリギリに来ています。新6年生の生徒さんたちは、決断のタイミングです。