板書が苦手・出来ない生徒さんの学習方法 [代表:宮谷]
本日も当教室のBlogをご覧いただき、ありがとうございます。
昨日は休校日でした。
講師陣はゆっくり一日休んでもらいましたが、私は前日のBlogの通りPCのUpdateや業者さんとの商談、そして夜は体験授業を実施させて頂きました。
さて、お子さんの学習については本当に様々な課題があり、保護者さんも色々悩んでいらしゃいますね。
「やる気」「学習法」「理解力」など、様々な悩みがあります。
そのうちの一つの解決法について今日はBlogにしたいと思います。
それは「板書」です。勉強が苦手な生徒さんの共通する課題として、「板書が遅い」「板書のコツを得ていない」というのがあります。
セルモでは学習の理解度を促すために、問題の主要なポイント・解法・ヒントなどを独自のルールでノートに書き写してもらっているのですが、生徒さんの中にはこの板書がどうしても苦手・対応が出来ずノート・学習が進まない方がいらっしゃるのも事実です。
理由は様々で、手の握力が弱かったり、目線移動が遅く文字を捉えるのが遅いなど、色々な原因があります。この場合、あまりノートをきちんと取ることを重視しすぎると、苦手や嫌気が先行してしまい、学習が進まなくなります。
こういった生徒さんの場合は、理想としてはノートをきちんと取れると良いのですが、どこか妥協点を見つける必要があります。
個別学習のセルモでは、このような課題を抱える生徒さんに向け、課題解決のソリューションを複数持っています。
まず、「レクチャービデオ」という知識をインプットするための機能があるのですが、このビデオを視聴する際に「レクチャープリント」というものを用意しています。主要なポイントのみ生徒さんに記入してもらうフォーマットになっており、学習の効率化を図ります。
これは、全生徒さんに使ってもらっています。いまの学習指導要領はとにかく量が多く、相当ハイペースで学習しないと追いつけない量になっていますので、このレクチャープリントはとても有効です。
また、デジタル画面上の単元と同じ内容のプリントを出力することが出来ます。事前に印刷することが出来るので、生徒さんの板書の量はかなり減らすことが出来るでしょう。類題復習でも、一問ずつプリントアウトが出来るため、板書が苦手な生徒さんでもある一定の学習ペースを保つことが出来ます。
本当はノートをきちんと取れるようにするのが理想ですが、理想ばかりを追い求めていても生徒さんのモチベーションや学習ペースを維持・改善することは出来ません。