他塾から転塾をご検討されている生徒さんへ [代表:宮谷]
本日も当教室のBlogをご覧いただき、ありがとうございます。
さて、以前のBlogにも書きましたが、6月は計10人の新規ご入塾を頂きました。
4月・5月は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で休校しておりましたので(オンラインでの無料サポートは行っておりましたが)、これだけ多くのご入塾を頂き大変感謝しております。
また、コロナ期間でお一人の退塾も無く、各ご家庭や生徒さんとの繋がりや信頼を感じました。
7月も引き続きお問い合わせが続いており、順次資料送付や体験学習を実施させて頂いております。
今日のBlogのテーマですが、「他塾からの転塾」です。
7月のお問い合わせやご入塾を分析すると、「他塾からの転塾」というのが一つのキーワードになります。一番多いお問い合わせ理由です。
転塾ということは、何かしら現在の学習塾さんに不満を感じられているわけです。理由は様々ですが、一番多いのが「勉強が出来るようになっていない。」という理由です。
今週も一人の中学生1年生の生徒さんが、数回の体験に来られていました。
この生徒さんは業界でも有名な1:1,1:2指導の大手学習塾さんに通われていますが、ご面談時当に教室の数学のプレテストを実施してみたところ、50点以下の状況でした。
決して難しい問題ではなく、定期テスト範囲の標準的な問題です。その学習塾さんには3年程度通われています。
では、何故解けないのか?
体験授業を実施してみると、その理由が良くわかります。
学習に臨む姿勢や集中力は、なかなかのものがあります。決して「やる気が無い」「勉強が嫌い」というわけではありません。一所懸命、問題に挑戦してくれています。
しかし、解けません。
中学1年生の基本的な用語知識に関する学習を実施したのですが、知識がまばらで、問題を正確に解くことが出来ていません。そこで、講師がフォローを入れながら、セルモシステムに記載しているヒントや解説をきちんとノートに書き取ってもらいました。
そして個別学習セルモの最大の特徴でもある「類題復習」に取り組んでもらいます。最初は10問中3問程度だった正答率が、間違えた問題の類題に取り組むと、次は全体の50%、次は70%、最終的には全問正解という形で進めることが出来ました。全問正解できた時の生徒さんの表情は満足そうでした(笑)。
同じ単元の類題を最大「4周」したわけですが、この類題を4周したということが一番重要です。今までの学習塾でも間違えた問題の解き直しはしていましたが、あくまでも「全く同じ問題」の解き直しであり、「類題」では無かったのです。
よく考えれば当たり前の話なのですが、「全く同じ問題」であれば、答えを覚えている生徒さんがほとんどで、「解き方を理解したわけではない」のです。
一見理解したように見えて、実は答えを覚えていただけです。
注意深く見る講師だったらまだマシですが、残念ながら「正解したから次に行こう!」と、分析もせず進めてしまう講師は多いです。
漢字や英単語、理科や社会の用語問題であればそれでも良いかも知れませんが、数学や英語の文法問題などは同じ問題を解いてもあまり意味はなく、解釈した知識を用い、別の問題が解けて、初めて「理解した」ということでは無いでしょうか。
今回の生徒さんは、理解出来ていなかった知識を4回の「類題復習」をすることで、初めて理解・腹落ち出来たということになります。
この類題復習というのは、実は学習塾に取って実践が難しく、紙の教材を使っている学習塾ではほぼ不可能です。常に類題を用意しておき、講師が適宜提供しなければなりません。問題と言っても何百・何千種類もあり、さらにその類題と言うと、紙を保管しておくだけでも大変です。
ところが、セルモのデジタルAI学習であれば、自動的に類題を抽出し出題してくれるので、生徒は簡単に類題復習に取り組むことが出来ます。1つの問題に対し、5〜7,8パターンの類題が設定されていますので、理解・腹落ちするのに回数や時間がかかる生徒さんも、確実に学習に取り組むことが出来ます。
デジタルなので、生徒も講師も嘘を付いたり、見逃すことも出来ません。確実に解いて、初めて次の単元に進みます。このような確実なステップを踏むのが、セルモの学習の特徴です。
他塾で成果が上がらない生徒さんは、必ず原因があります。もちろん類題復習が出来ていないことだけが、成績が上がらない原因ではありません。当教室に起こしいただければ、その分析も明確に実施させて頂きます!