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相変わらず忙くさせて頂いております。受験生の対応も忙しいですが、保護者面談や来春の準備など、この時期は毎年様々なことが重なります。特に、2学期期末テスト終了以降は、タスクを相当細かく管理していかないと、やりもれが出るほど多くのことがあります。
特に、受験生向けの対策メニューを毎週のように実行していきます。通常授業の合間を縫って、スケジュールを組むのがなかなか大変です。
以下に2学期期末テスト終了以降で終了した対策メニューを列記します。
(1)第3回面接練習会 (第1回、第2回はすでに実施済み) 11月23日、30日の2日間で計4グループ
(2)第1回作文練習会 11月29日
(3)入試直前合宿勉強会(計10回行われます) 第1回11月24日 第2回12月1日
おそらく定期テスト対策(毎回計10回30時間)も含めると、個別学習のセルモ町田忠生教室と町田木曽教室の「高校入試対策プログラム」は非常に充実していると自負しております。
なぜここまでサポートを充実させているかというと、一言でいうと「合格率」に拘っているからです。
合格率を上げるためには、昨今の中学生の特徴、試験内容、学習指導要領に定める学習内容をしっかり分析する必要があります。
まず昨今の中学生の特徴で申し上げると、少なくとも町田エリアにおいては年々学力が下がっている実感があります。理由は様々ありますが、ここでは文章が長くなるので省略します。
また生徒の学力が下がる反面、特に人気の東京都立高校の試験内容は難度化しています。各科目教科書を理解しているだけだと対応出来ない問題は多く、学習塾としても対策に難儀しています。
学習指導要領も2012年に変更された教科書から、各科目の教科書が30〜40%程度増量されており(要は各単元の内容が充実した、新しい単元が加わった)、各学校も相当足早に指導している印象があります。もしくは時間が足りず、ほとんど指導が終わらないまま1年が終わってしまいます。中学校3年生の社会公民は50ページ程度しか指導しないまま2学期期末テストを迎える学校も珍しくありません。これでは、上位と下位の生徒の実力差はますます広がるばかりです。
こういった様々な状況を分析し、今年からは10日間計70時間の合宿勉強会を、通常授業や季節講習以外に付け加えました。さらに合格率を上げるため面接・作文・集団討論等の対策も毎年ブラッシュアップしながら、一番最初は5月から徐々に生徒に慣らしていっています。写真は合宿勉強会の様子です。お弁当とお茶付きで、朝から夕方まで7時間勉強します。
この週末もそれらのメニューが目白押しで、参加した各生徒は文句も言わず粛々と取り組んでくれました。受験に向けての真剣味もかなり上がってきましたね。これがまさにスイッチを入れるということなのだと思います。もちろんそうでない生徒もまだまだいますので、今後さらに生徒のモチベーションを上げる工夫をしていきます。
下の写真は面接練習会、作文練習会のいち場面です。推薦入試対策として、これらの対策を細かく実施しています。今週末からはいよいよ集団討論対策が始まります。