災害対策と出題予想[教室長:松本] いつも当教室のブログをご覧にいただき、誠にありがとうございます。 史上最強クラスの台風19号が列島と縦断して一夜明け、その被害の甚大さが明らかになってまいりました。千曲川の氾濫、千葉の竜巻など各地に大きな爪痕を残しました。 そんな中、教室で授業が通常通り行えることに感謝いたします。異常気象はもはや異常ではなく、いつ何が起きるかわかりません。社会、地域一丸となって助け合うことの大切さを改めて痛感いたしました。また、警察官は24時間勤務で対応に追われたようです。車が動かない、電柱が倒れた等、110番通報が絶えなかったと聞きました。 千葉県市原に住む知人から送られてきた写真は竜巻にあった直後のものです。風は大型トラックさえ横転させる力があり、普通乗用車など軽く浮かせてしまいます。 個別学習のセルモでは宮谷代表指示のもと、一切のものを教室内に運び込み、シャッターを閉め、窓には養生テープ、パソコンにはブルーシートを被せ、ドア付近はウエスを敷き詰めました。 十分すぎる対策などないのです。 しかも2、3日まえから生徒やスタッフの安全を考え「休校」を決定していました。 さて、話は変わりまして本ブログの題名である「災害対策と出題予想」ですが、土日に私を悩ませたキーワードがあります。それは「香港」です。これは忠生中学校の中間テストに出た時事問題の答えで、出題されるであろうと予想がついていました。 生徒の一人は「台湾」と答えたようです。 そうなんです。生徒たちは香港のデモのことも知らないのです(涙) テスト前日に一人の生徒に聞いたのです。 「香港でデモが起きていること知ってる?」 「知らない、何それ?」 愕然としましたが、もしかしたらこの生徒は正解できたかもしれません。たとえ1点問題でも、出題されるであろうことを全員に伝えきれなかったことが悔しいです。 私は学校の先生が作成したプリントに目を通し、明らかにつついてくるであろう「政権公約」も教え込めたのは普段から自習にくる生徒一人でした。皆「マニフェスト」で覚えていて、私自身もそれで充分かもしれないと思ってしまいました。「香港」にしても「政権公約」にしても、生徒たちからすればたいして重要ではなく、私自身も未来を予見できるわけではないので、そこまで強くプッシュしませんでした。 これは災害対策と似ていませんか? 私たちは未来を予見することはできませんが、万全の備えをすることが求められています。 たとえ出題されなくても、おせっかいでも、全員にしっかり教え込むべきでした。11月中旬、来る期末テストで同じ過ちは絶対に繰り返しませんよ! カテゴリー: セルモの教室長BLOG 2019.10.14 BACK NEXT 一覧へ戻る 無料体験学習のお申し込みやお問合せは、LINEからでも可能です!