セルモの教室長BLOG

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なぜ展開でミスをするのか[副教室長:松本]

本日も当教室のblogをご覧いただき、誠にありがとうございます。

中学生は中間テスト直前ですね。

3年生の数学は展開と因数分解が範囲です。生徒が計算ミスをする例をご紹介いたします。

【1】問題 (x+2)(x-7)

生徒の式

(x+2)(x-7)

=x²+5x-14

計算ミスをなくすには、あと一行ほしいところです。

(x+2)(x-7)

=x²-7x+2x-14

=x²-5x-14

計算が得意な生徒なら問題ないのですが、初めのうちはきちんと書かないと間違えますし、やがて癖になってしまいます。繰り返すことは「できる」ようになりますが、間違えを繰り返すと「できない」癖がつく危険性もあります。スタッフがノートを確認しながらチェックしました。

【2】問題 (x+p)²

生徒の式

(x+p)²

=(x+p)(x+p)

=x²-p²

二行目・・・ないほうがよいのでは?

(x+p)²

=x²+2xp+p²

もう何がなんだかわかりません。不要な二行目は中学校が生徒に書くよう、指導しています。展開公式が覚えられない生徒のためを思ってのことでしょうが、このように逆効果になってしまうケースもございます。スタッフも学校の指導を理解したうえで説明しないと、生徒も「あれ?二行目はいらないの?」と混乱してしまいます。

例に出しましたパターン以外にも、様々なパターンがございます。ほんの小さなことから好きな科目がたちまち苦手科目になってしまいます。そうならないよう、しっかりサポートしたいと思います。

本日も生徒が何名か14時半頃から自習にいらしております。みんな頑張ってますね!

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2019.05.14

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