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ほとんどの中学校は17日(金)に中間テストが実施されます。通常授業も翌日の試験科目に応じて臨機応変に対応しております。ただ今回の中間テスト・・・近隣の忠生中学校や山崎中学校は1日で終了します。ですので苦手な科目を集中的に学習したほうが良さそうですね。
テスト対策では生徒たちが普段取り組んでいる数学や英語以外に社会や理科をサポートすることが多いです。そういう科目を指導するとき心がけていることは、生徒に「共感」させることです。
中学2年生の生徒が室町文化の特徴を答えられず、悩んでおりました。
「平安時代の文化ってどんなイメージ?ほら貴族がおほほほのように・・・」
「華やか・・・?」
「では鎌倉文化って武士の文化だよね。どう?」
「暗い?」
「まあ、そうだよね。質素で力強いよね!」
「つまり、室町文化って平安時代の華やかさと鎌倉時代の力強さが融合した文化なんだよ。ほら鹿苑寺金閣って質素な書院造ときらびやかな寝殿造が合体しているんだよ!」
共感とは感情移入だけではなく、「感じ取ること」だと思うのです。だからどのようなテーマを学ぶにしても時間・時代・環境の中に事象の息吹を感じ取れるようなフォローをしたいと考えているのです。
なにも学習に限ったことではなく、音楽の歌詞、ドラマなど私たちの心に残るものには必ず共感できるような(汎用性のある)事象が含まれていますよね!