学習塾と人事部 今日は暖かい一日になりました。 先日、大阪の会社で人事を担当している兄と会いました。 色々話しているうちに、学習塾と人事部は似ているな、と感じました。 海外のビジネスマンから見て、バブル期の日本は経済パートナーとして歩みたい国アジアNo1でしたが、現在はアジアで最下位です。なんとも残念な結果ですね。 いったいなぜでしょう。「Look East(日本)」が標語になるほどの魅力はどこへ消えたのでしょう。優秀な人材はシンガポールに集中し、とても現代の日本人ではかないません。 世界で戦っていくためには人を育てなければいけません。 「私は関係ない」と思っている人々も、日本が世界経済に敗北すれば、私たちの生活が困窮していくことを知ることでしょう。 なぜ日本人が勝てないのか 1 周囲の目が気になる 2 奇抜な発想はいじめの対象になる 3 人を育てるどころか、陰口を言い、ハラスメントで追い込むクラッシャー上司 4 英語が話せないことに対して過剰なコンプレックスがある 理由を挙げればきりがありませんね。まるで学校という現場と同じです。 でも問題は、そこに切り込むかどうかだと私は思います。 日本社会にはおかしなことがたくさんあります。 そこに誰もメスを入れなければ、いずれ産業は衰退します。 私も教育という現場で、人を育てることが仕事です。 ただし、性格の悪い秀才を育てるつもりはありませんよ。 ほんの少しの会話の中で、少しずつ少しずつ、豊かな人材を育てようとしているのです。 日本人はもともと農耕民族で競争を好みません。 戦後、負けていたから必死に頑張って、豊かになったら頑張らなくなった。 実に自然の摂理で、これが団塊の世代の見解です。 もちろんトップであることがすべてではありません。 しかし、理不尽に対抗するだけの知力は身に着けてほしいと願うのです。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 2018.10.27 BACK NEXT 一覧へ戻る 無料体験学習のお申し込みやお問合せは、LINEからでも可能です!