セルモの教室長BLOG

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教育

突然ですが、「教育」とはとても大切なことですよね。
私にとって教育とは「世間を見る目」と「世間から見られる自分の姿」「未来を見つめること」を教えることです。
分別ある大人に育ってほしいですからね。
世の中にある様々なリスクから知識と良心をもって身を守り、フロンティア精神をもって歩んでほしいと考えております。
ですが、その教育には一般セオリーがございません。
2000人、3000人と生徒を教えてきましたが、全員に私の思いが届いたわけではありません。成功例、失敗例はございます。

不登校、塾にも来なくなった生徒さん(中2の男子生徒)の自宅まで話をしにいきました。自宅にはおらず、帰ろうと思ったその時、生徒が自転車で通り過ぎました。呼び止めたのですが、猛スピードで去っていきました。塾に来たのは数回でしたね・・・

体中に浅いカッターの傷があった生徒さん(中2の女子生徒)と雑談しながら、なんとなく傷について話しました。いや、ほとんど私のくだらないジョークだったのですが、やめてくれました。

思い返せば、本当に生徒たちは十人十色でした。私は心療内科医ではないのですが、そういう内容の相談は本当に多いのです。
高校が嫌だと泣きながら塾に戻ってきた高校2年生の男子生徒。
入塾の際「君は中学時代に全教科まんべんなくできたようだから、今英語の点数が悪い。なんとかなりますよ」と伝えただけなのですが、ずっと泣いていた女子生徒。
塾に来ない行方不明の生徒(小6)を探し、近所の橋の下で発見。仕事をほっぽりだして彼と川沿いを歩いて家まで送りました。蛙の捕まえ方のレクチャーを受けました・・・彼は学校の先生からパワハラを受けていたようですが、無事私立中学校へ進学できました。
アルバイトの講師に「授業がかたい、もう少し生徒の心に歩み寄って」と伝えたら「私の授業を侮辱した」として訴えられそうになりました。ちなみに電話での会話はすべて録音されていました。
実際にいじめられていた中2女子の消しゴムをお母さまから証拠物件として見せてもらいました。「死ね」と書いてありました・・・学校はことを荒立てないよう躍起になっておりましたが事の次第では動こうと思いました。なんとか収まりましたが。

本当に、いろいろありました。

私は生徒たちを守るため、厳しくユーモラスに台本のない教育をしているのです。

したがって毎日が新鮮で、実践的で、アップデートしないと追いつきません。
塾の先生って、面白いですよ!


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2018.09.15

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