セルモの教室長BLOG

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DTS

皆さんはDTSという言葉をご存知ですか?
これはDaily Telephone Serviceのことです。

なぜかわかりませんが、突然塾から電話がかかってきて
「最近~君はどうですね、ご家庭ではどうですか」
というような、とりとめのない会話をすることです。

授業が終わった後、何件電話するかノルマがあります。

このような手法は、すべて営業活動です。退塾防止です。
時として、そういうお電話もありがたいものですが
そんな暇があったら講師には勉強してほしいものです。

学校の門の前で消しゴムを配布する営業活動。
これを門前配布と言います。
そんな暇とお金があるなら、授業準備に時間を費やし、授業料を下げてほしいです。

極めつけは入試前日に「生徒たちは頑張りました!」的な映像を保護者様に上映し、入試当日は受験校の正門に並んで生徒と握手。

個人的な感想として、「そういうことではない」と思っています。
私にとって塾の講師であることは日々これ学習につきます。
努力です。

それは2020年「入試制度改革」「高大接続」に対応する教務力を身に着けるには時間を要すると考えているからです。文部科学省の発表では(1)基礎学力(2)思考・判断・表現力(3)主体性

この三大柱が基本となるようです。

じわじわと入試問題が暗記よりもグラフ読み取りの思考型へ、選択問題よりも記述問題に変わってきています。

社会で考えますと、歴史よりも地理の比重が高まっているのはそのためだと考えます。

必要のないDTSをしている暇はありません。

小学生がプログラミングを学習する日はすぐそこまできているのですから。

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2018.05.09

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