セルモの教室長BLOG

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適切なタイミングでの教育の重要性

忙しくて数日blogを更新出来ませんでした。

さて教室長はサラリーマン時代に最大で60名ほどの組織をマネジメント(中間管理職は何名か居ますよ)したことがあるのですが、大勢の人数を見ていると「計画性を持って仕事をする人」「行き当たりばったりで仕事をする人」の仕事の成果の差は非常に大きなものがありました。

信賞必罰の会社でしたので、結果、年々給与やポジションが上がっていく人と、ずっと横ばいの人、入社時より下がっていく人など、多種多様な風景を見たものです。お給料で言うと、30歳くらいの年収で最大2倍以上は差が付いていました。

計画性を持って仕事をする人を見ていると、簡単な仕事はすぐに終わらせる、難易度が高い仕事は事前に上司に仕事の進め方の確認や、場合によっては自分一人で対応が難しい場合は周囲への協力を依頼するなど、仕事全体を広い目で俯瞰し、段取りをきちんと組んでいます。行き当たりばったりの人は、この俯瞰した目線を持てておらず、まさにいま頭に浮かんだ業務だけを仕事の難易度や締切を考えずに進めているのです。

では、そういった良い仕事のやり方というのは、どこで差が付くのでしょうか?やはり、新入社員1年目でどういった教育を受けるか?というのが大きいと思います。まっさらな状態のタイミングで、会社が体系的に指導出来るよう、所属する部門や上司ときちんと連携して対応した社員は、全員とは言いませんが多くがきちんとした仕事のやり方が身につきます。

これを学生に置き換えると、小学校1年生のタイミングと同じと言えます。ピカピカの1年生(新入社員)は、何色にも染まっておらず、やる気に満ちあふれている訳です。そのタイミングであれば、素直に色々な「正しい進み方」を先入観無しに吸収出来ます。これが色に染まってしまった3年生や4年生になると、なかなか素直に・・・とは行きませんよね。

ピカピカのタイミングで、ご家庭(部門や上司)であったり、学校(会社)がどういった環境を用意してあげられるか?非常に重要なことです。

そのタイミングで適切なフォローが出来ずに、きちんとスキルが身につかなかった場合は、次は部署異動や転職というタイミングを待たなければなりません(自分で自己研鑽して気付く人もいるでしょうが)。これも学生に置き換えると、中学校入学や高校入学というタイミングと言えるのでは無いでしょうか?

さらにそれらのタイミングでもスキルを身につけるチャンスを逃してしまう場合もあるでしょう。チャンスを逃す回数が多くなると、段々とチャンスは巡ってこなくなります。会社で言うと、閉職に追いやられるか、辞めざるを得なくなる訳です。

良い仕事が出来る、良い勉強が出来る両方とも同じなんでしょうね。適切なタイミングで適切なスキルアップの環境を用意し、良い波を作って上げる。という事です。

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2016.10.04

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