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公立高校併願制導入を政府が検討! [代表:宮谷]

昨日とあるニュースが学習塾業界を駆け巡りました。

ニュースサイトのイラスト

それは、「政府が公立高校受験で併願制の導入を検討」しているというものです。


公立高入試で「デジタル併願制」検討へ 自動的に合格先割り振り

https://news.yahoo.co.jp/articles/ef94ccfe015474b480e06c86e35299aa4e6052f2


すでに愛知県や福岡県など大都市圏のいくつかでは導入されている併願制。海外の主要国では、併願制が一般的だそうです。


メリットとしてはチャレンジしやすい環境になるということでしょうか。

壁を乗り越える人のイラスト(女性)

例えば、今まで「◯◯高校に行きたいけど、学力面で不安が残るので、偏差値でひとつ下の偏差値ゾーンの学校を受けよう。」というのが、受験前の一般的な選択でした。


ところが併願制になると、この両方を受けることが可能になるので、当初思っていた学校にもチャレンジ出来ます。

やる気に燃える人のイラスト(女性)

一方でデメリットしては、二校受けることが出来るので「どっちかには合格出来るのではないか?」という考えが生徒さんの中に巡り、油断してしまう可能性があります。

やる気のない勉強のイラスト

また、記事にあるように面接や部活動などを総合的に判断してしまった場合は、人前で話すのが苦手な子や部活動に入っていない生徒は不利になってしまうでしょう。

面接のイラスト「就職活動中の男性」

新しい制度というのはメリット・デメリット両方が存在するのは当たり前なので、今後政府で詳細に検討されていくことでしょう。


周知期間や準備が必要なので、早くて3-5年後くらいでは無いでしょうか。


今の中学生には影響は無いと思われますが、小学校高学年の生徒さんは今後の動向に注目しておく必要があります。

ニュース番組・ワイドショーのイラスト

ただ、どのような受験制度が導入されるにしても、何のために学力を身につけるか?ということを常に考えておきたいものです。

試験会場へ向かう学生のイラスト

基礎学力は社会で生きていくために必要なものですし、さらにプラスアルファの学習はお子様達の将来のビジョンからさかのぼって考えたいものです。


これからますます混乱が予想される日本社会で、子どもたちの将来をどうサポートするか、常にそういった視点で我々もお子様達をサポートしていきます。

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