新学年の授業スタートが遅い…、計画的な学習ペースを維持する! [代表:宮谷]
新学年が始まり1週間が経過しましたが、皆さん元気に登校されているでしょうか?

小学生や高校生に聞くと概ね授業が始まっているのですが、一部の中学校では授業が始まっていません。

とある中学校の生徒に聞くと…
・教科書の配布
・オリエンテーション(自己紹介など)
・道徳教育
・体力測定
等が行われ、授業は一切無かったそうです。

中学校に慣れる必要がある中学1年生であれば分かるのですが、中学2年生も3年生も同様だったそうです。かなり慎重に新学期を始動させているのが分かります。

本日月曜日から授業が始まれば良いのですが、学校によってはまだ数日行わない場合もあります。
新学期開始後の1週間〜10日間授業が行われないことで、当然ながら授業の進捗が遅れ、定期テスト前は超ハイペースでの授業になります。

もしくは、2学期が3学期にしわ寄せがいきます。
今の学習指導要領は量が多く難易度も高いので、授業を沢山削ってしますとこのような形になってしまうのです。

勉強が苦手な生徒さんにとっては辛いものになります。
これに対抗する、対策を打つには「先取り学習」しかありません。
すでに、春休むに先取り学習に入っている生徒さんは、多少学校の授業ペースが遅れても、先に知識や経験があるので大きな問題にはなりません。

新学期開始時点で先取り学習出来ていない場合は、やはりどこかで調整するしかありません。
塾の受講時間やコマ数を調整して頂く、自宅でもしっかり学習時間を確保する、夏休みに追いつく…色々な手段を通じて、なんとか先取り学習に持っていきましょう。

ちなみに、例えば中学3年生で先取り学習に取り組んでいる生徒さんで、ペースが速い生徒さんは「数学では因数分解」「英語はユニット3」を終了させています。

数学や英語は定期テストのおおよその範囲が事前に分かっているので、予想範囲に到達したら「仕上げ学習」「他の科目への切り替え」を行っていきます。
1学期は中間テストが無い学校が多いので、期末テストに向け実技も含め9科目学習する必要があります。
セルモでは主要5科目のフォローをしていますが、これらの生徒さんの場合は、定期テスト前は自宅での学習は実技に集中することが出来ますね。
1学期から計画的な学習ペースを維持いくことが何よりも重要です。