【第8回】令和7年度入試 日帰り合宿勉強会レポート①
「東京都立高校推薦入試明け」の日帰り合宿勉強会を実施しました!
推薦入試で合格した生徒さんも沢山参加して、一緒に勉強頑張ってくれました。
本来は合格した生徒さんは、合宿勉強会では学年末テストの勉強に切り替えるのですが、生徒さん達の希望で入試組と同じ勉強に取り組みました。
※要はきちんと受験勉強したいということですね。3年生の学年末テストは、多くの学校で3年間の総まとめが出題されるので、受験勉強自体は学年末テストにとても役立ちます。
ところで今年は例年と比べてセルモ生は一般入試組が多く、推薦入試組は少し少なかったです。
それでも高確率で合格してくれたので(約7割)、とても良かったと思います。
各教室の教室長が細かく面接や作文をサポートしてくれたのと、生徒さんの頑張りの成果かと思います。
※ベースの内申点、面接対策や作文対策の総量が、合格へ大きく影響したことを、今年も実感しました。
残念ながら不合格だった生徒さんも、気持ちを切り替えて勉強会に集中してくれました。
さて、勉強会開始後に生徒さんにお伝えしたことを、こちらのBlogでも列記しておきます。大切なことですので、保護者さんも是非お目通し下さい。
①推薦入試で合格した生徒さんは、気持ちの油断無く生活して欲しい。
・推薦入試合格から気持ちが緩み、トラブルや事故に巻き込まれることが少なからずあります。
喧嘩、事故、その他…様々な事案で、入学取り消しとなった事例が世の中にはたくさんあります。
学校では受験が続く友達への接し方への配慮や、受験シーズンが終わるまでは学年末テストや高校進学に向けて、勉強を中心にやるべきことに取り組んで下さい。
②推薦入試合格組より、一般入試合格組のほうが高校入学直後は学力が高い。
・これは当然の話で、一般入試に向けて最後懸命に勉強しますからね。
高校入学直後には、多くの学校でクラス分けのための実力テストがありますが、一般入試組が軒並み上位に来ると高校の先生に伺っています。
高校入学直後から、大学入試に向けて始動する高校が多いので、その波に乗り遅れないよう頑張って欲しいです。(セルモでは中学3年生の3月は高校進学対策講座を実施します。)
③受験申請忘れ、受験料支払い忘れが本当に無いか、自分自身で再確認を。
都立も私立も受験申請はWebで申し込むケースがほとんどとなってきました。都立の場合、学校の先生が承認して、その後受験料の支払いとなります。
生徒さんには、親まかせにしていないで、自分の目でしっかり各ステップの処理や対応がされているか確認するように伝えました。
実際に、受験料の支払い忘れや、申請ミスも例年起こっていますので、保護者さんにおかれましてもご注意下さい。
④受験校の取り下げ、再申請は恥ずかしいことではない。
都立の場合、一般入試の前期分割は申請後に倍率を見て取り下げ・再申請が出来ます。
過去問題の点数の状況と、志望校へ必要な点数(各教室で計算済みで、以前生徒さんにデータをお渡ししています。)を付けあわすと、合格の可否についてはある程度見通すことが出来ます。
やはり受験は合格しないと意味がありませんので、取り下げ・再申請し受験先を見直すことは何ら恥ずかしいことではありません。
もちろん目指していた学校を受験することへの納得感など、他の要素もあるかもしれません。このあたりは、各ご家庭でよくお話し合い下さい。ただ、合格の喜びは何ものにも代えがたいものですので、冷静な判断をお願いしたいと思います。
このように、冒頭15分を使って生徒さんに今必要な情報は考え方をお伝えしました。
文章が長くなってきたので、合宿勉強会レポート自体は明日のBlogで…。